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北海道の江差にある姥神大神宮



まだ雪も積もっている江差の冷たい空気や海風を浴びても
不思議と芽吹く樹に願いを込めたおみくじが結ばれていた



わざわざ東京からきた私達をもてなすように神主さんは、
この街の歴史や言い伝えを教えてくれたのですが、
そのオハナシが今の私達にもリンクするようないいオハナシだったのでオスソワケ


お時間ある時に


ヾ(^ー^*)


【折居姥の教え】


いつの昔世か、折居(読⇒おりい)という姥が江差にいました

天変地異を未然に知らせるので里人は皆、姥の教えに従い彼女を折居様と呼び崇め奉っていました

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ある夜に、神島(今のかもめ島)より光が草庵を照らすので不思議に思い訪ねてみると、白髪の翁が岩上に座し『汝がくるのをまっていた』と壺を渡し『この中の水を海中に注げば、ニシンという青魚が群来(群がり来るという意味)して必ずや里人の生活を支えるだろう』と告げて漁の方法を教えて焚き火の煙と共に消えていくと、姥は教えられたままに里人に網を作らせ、壺の水を海中に注いだ所、海水が白濁してニシンが群来し里人を餓えと寒さから救ったという



その時の教えのニシンを捕る網の大きさは2メートルもない網だったのに、欲に眩んだ人々が姥の言いつけをいつしか忘れ大きな網で漁をするようになってしまった…


当時、ニシンで生計を立てたり、一獲千金を狙って遠方から命をかけてまできたニシン漁

ニシン御殿は家の地下から海まででれるんですよ

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規模はどんどん大きくなり、100年あまり続いたニシン漁なのに網を広げ乱獲し続けたあげくパッタリとニシンがいなくなってしまいました




人間誰しも、今あるものに対して満足し続けるということは難しい
もっと、もっとと思うのもしょうがないかもしれないけど
手のひらに収まるような幸せを分け合い
手のひらに収まるくらいの周りの人をまず大事する事を心がければ
後の自分たちに還ってくるのではないだろうか?

そんな江差の歴史を教えていただきました


そして夕方近くに訪れたのは
群来という全部で7室しかない隠れ家的ホテル

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私にとっては、ご褒美という時間をゆっくり過ごせる
空間創りで、すごくリフレッシュできました
ちょっとここで内職とか、書き物したいくらい

群来http://www.esashi-kuki.jp/

中庭の景色

お庭や、館内に さりげなく置かれていたのは
六本木のミッドタウンにも作品がある安田 侃さんのオブジェ。


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お部屋へ続く廊下

全館床暖房完備で裸足で歩けました

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気になる方はホームページでどうぞ

群来http://www.esashi-kuki.jp/