腎臓の他、今回のドックでは便潜血も引っかかった。腎臓の件がなければ、どうせ痔だろう、と再検査しなかっただろうが、今は何かあるなら全て再検査して白黒ハッキリさせたい気持ちだ。


噂には聞いていたが、下剤がかなりの試練。塩っぱいような、少し甘いような、決して飲みやすくない味の飲み物を2リットルも飲まなければならない。あれ、キンキンに冷えてたらまだマシなんじゃないかしら。

そして私はどうやら検査の前準備に時間がかかるタイプだったようだ。ほぼ同時間に下剤を飲み始めた男性はとっとと検査を終えて11時には帰ってしまった。


結局私は14時頃からの検査だったのだが、この検査が非常に辛い。腸に空気を入れて検査するとは聞いていた。それから、腸には大きなカーブがあるため、内視鏡が通過する際に痛みがあるとも聞いていた。でも、その痛みが尋常じゃない!顔は苦悶の表情、痛くて息も出来ない。出産より痛くて苦しい!「じん子さーん、目開けてー、目閉じてると意識が痛みに集中しちゃうよー、大きく息吐いてー」と看護師さんが声掛けてくれたけど、これってお産の時と同じやつでは。


やっと内視鏡が腸の1番奥地に到着し、検査が始まる。モニターに写る我が大腸は綺麗なのか問題あるのか全く分からないが、何やら良くないものが写っている様にも感じる。先生が所々で写真撮影しているのも気になる。やっぱり何かあるんじゃないかしら…。


と思っているうちに腸から内視鏡が引き出され「はい、特に異常ありませんね」と先生が一言。何やらパソコンに入力して、さっさと検査室から出て行ってしまった。看護師さん達にお疲れ様ー、何も無くて良かったですねー、と言われてその日は終了。こんなに辛い思いをしたし、お金だってちゃんと払うんだから、先生から講評的なものがあってもいいのにとも思ったが、とりあえず何事も無くて良かった!


ひとつ心配事がクリアになって、いよいよ来週は造影剤CT。