こんにちは
じぶん呼吸セラピーコーチ 山脇節紀です
1997年に出版された時の邦題は
『男女のスピリチュアルな旅:魂を育てる愛のパートナーシップ』
翻訳者の島田啓介さん 曰く
本書にマインドフルネスの言葉が多用されて
いることをすっかり失念していた と
著者のジョン・ウェルウッド氏は
早くから禅に参究されていて 鈴木大拙師に
影響を受け 鈴木俊隆老師の禅センターにも
出入りされていたといいます
本書は 3部立てになっていて
いまちょうど 第2部を読みはじめたところ
最初 少し読みにくい部分もありましたが
読み進めるうちに 読むスピードがどんどん
アップしてきました
わたしと夫の関係について
よくご存知の方 ご存知でない方 含め
こちらにも時々書くことがありますので
直接お逢いすることがあると
よく言われる言葉が幾つかあります
「仲良しさんよね」
「いいバランスだよね」
「旦那さん優しくていいね」
「距離感がステキ」
どれも 間違ってはいない と思うのですが
決して 絶対的なものではなくて
どれも その時々一瞬一瞬 の関係性で
いつも安定しているわけでもありません
いつも仲良し でもなく
いつもバランスが良い わけでもなく
いつも優しい だけでもなく
いつもいい距離感 でもありません
結婚生活も長くなっていけば いくほどに
相手を大概は理解できるようになって
諍いも争いもなくなり
いつも穏やかな空気の中で過ごせるようになる
にちがいない
そう思ってきましたが
そんなことには どうやらならないようです
この本の中に
こんな表現があります
ー 刃の切っ先(エッジ)でバランスをとる ー
「男女の関係が生き生きとしたものなら、
停滞した調和の中にはまりこむことなく、
バランスをとったり崩したりを繰り返す」
危うい刃の切っ先(エッジ)の上で
まるで ダンスのステップを踏むように
一瞬一瞬 バランスをとりながら
パートナーとの関係性を 育てていく
関係性が続く限り 危ういダンスは続き
関係性を育てる間に 自分自身も育っていく…
そんなところでしょうか
側から見て 平穏そうに見えるカップルも
その関係が 生き生きとしたものであれば
あるほど 危うい刃のエッジに立っている
のかもしれません
私たち夫婦も然り です
読了したときに また
感想をシェアしたいと思います
本日から店頭に並ぶようです
見かけたらぜひ 手にとって見てください
Amazonでもお求めになれます
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マインドフルネスの日々の実践が
パートナーへの氣づきの実践になります
そして それはそのまま
じぶん自身に氣づく実践につながります
パートナーはありがたい存在だと思います
日々 パートナーとの向き合い方に
迷っている 悩んでいる
というすべての皆さんにとって
拠り所になる本になるのではないかしら
■ひだまりのおうち〝お楽しみ会〟
12/15(土)忘年会@ひだまりのおうち
2/9(土)はなちゃんとおからdeド味噌WS
3/16(土)作家さんと遊びたい会(仮)
5月 irisundergroundと瞑想ライブ