天然自然のじぶん呼吸を天下無敵のセラピーにする!!
ブリージングメソッド研究家 山脇節紀です
11月の100分で名著は道元の『正法眼蔵』
http://www.nhk.or.jp/meicho/index.html
３年前 日曜坐禅会に通い始めたお寺で
曹洞宗開祖道元が『正法眼蔵』を著したと聞いた
その時 『正法眼蔵』は最初難しいけど
道元を読むなら ひろさちやさん の本がいい
と勧められた
まだ読んでいない
道元は
中村勘太郎主演の映画『禅-ZEN』を観て親しんだ
話が逸れそうなので 元に戻す^^;
昨日から始まった
NHK（Eテレ）の 100分で名著『正法眼蔵（しょうぼうげんぞう）』
ひろさちやさん曰く
日本の仏教者の中には３人の哲学者がいる
まずは空海 つぎに親鸞 そして道元
その道元が著した『正法眼蔵』は哲学書だと
〝正法〟 とは 釈迦が説いた正しい教えのこと
〝眼〟 は智慧
〝蔵〟 は 蔵に収められた経典 という意味
正法（お釈迦様の教え）を読み解く 正しい眼（智慧）が必要
ということ
釈迦の教えを正しく後世に遺そうとした
道元の哲学書 ということになる
***
第一回目のテーマは
「身心脱落」とは何か
身も心も捨て去る
つまり あらゆる自我意識を捨ててしまうこと
自我意識を捨て あらゆるこだわりをなくして
真理の世界に溶け込んでいくこと
病や苦悩 死すらもありのままに受け容れる境地
「身心脱落」すれば 何ものにも惑わされない
悠々とした生き方が自ずと見えてくる というが…
***
ひろさちやさんの
角砂糖の比喩がわかりやすかった
自我意識がある私たちは互いにいがみ合う
自我意識を角砂糖に喩える
角砂糖は 角があるからぶつかり合う
ぶつかって欠ける
欠けて崩れるから 修復する
修復しても
またぶつかって 崩れる
その繰り返し
そんな繰り返しはやめて
角砂糖（自我意識）を お湯（悟り）の中に放り込む
砂糖は溶ける
ところが
砂糖（自我意識）は無くなったわけではない
大きな大きなお湯の中（悟りの世界）に
「私」は放り込まれている
これが「身心脱落」と
この境地になるのは
心地いいに違いない
***
【100分で名著】は
毎週月曜日／午後10時25分～10時50分
＜再＞水曜日／午前5時30分～5時55分、午後0時00分～0時25分（Eテレ）
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