大学を卒業して、
はじめて勤めた会社は生命保険会社。

営業職志望で就職活動。
配属は本社直轄営業部。


いま思えば、
魅力的な仕事でした。

生きていく上で大切なことを
随分と学んだ気がします。


入社して2年ほど、企業での個人営業を経たのち、
管理、育成指導の職務も加わって部下を持つようになりました。


当時、上司に言われた言葉で思い出すのは、


上司は職環境


部下たちが、働きやすい環境=「場」を作るのが
上司の仕事。

働き心地のいい「場」さえ与えられれば、
部下たちは勝手に働いて成果をあげる。

もともとやる氣があって入ってきた新入社員、
その氣を削ぐことなく、育てるのが上司の「場」づくり。

働くひとが働きやすい職場環境、場づくりが
上司、会社のお仕事。


一時期、20人ほどの部下がいた頃、
ひとりひとりになかなか目が行き届かない時があって、

でも、「場」がいいと
みんな勝手に助け合って、氣にし合って、影響しあって、
チームワークで盛り上がっていくのを目の当たりにして

一年も経つ頃には、
勝手に数字ができてた。


全体の「場」づくりさえやってればいいんだな、って。



 

 



先日、たまたま図書館で目にしたこの本。

冒頭、
帯津良一先生と哲学者・湯浅泰雄さんの対談が載っていて


以下、そこでの帯津先生の言葉。


西洋医学は、
臓器を見詰める医学で臓器故障を治すものである。

一方、中国医学は、
陰陽五行説を基礎にして臓器と臓器との間の関係を見詰める医学で、
臓器が浸っている「場」のゆがみをとるものである。

臓器は、
人体のひとつの「場」の中にひとつひとつ浮いているイメージ。

場のゆがみを治さないで、臓器だけを修復しても仕方がない。



臓器ひとつひとつ、細胞ひとつひとつは人間と同じ。
その「場」で思いきり働きたい、生きたいわけです。

やる氣満々で働いてるのに、
ある時ふと故障してしまう。

その原因は、臓器そのもの、というより
「場」がゆがんでいたり、澱んでいたりするせいかもしれない。

臓器の故障を治すと同時に、
「場」の浄化、癒しが必要。



そして、
この「場」の秩序性を左右するのは「氣」である。


と。


目には見えない「氣」が「場」に秩序をもたらす。
「場」が変われば「個」が生きる。


「場」の乱れは「氣」の乱れ。
「氣」で「場」をととのえて「個」を生かす。


からだの中も外も、「氣」で変えられる。


 

 



全体の「場」の中の自分。
自分が身を置く「場」の大切さ。

そして、
自分という「場」を大切にするということ。


大切な自分の「場」を変える「氣」は、
「息」。

 

 


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