呼吸法をするとき、
まずはじめに「仙骨」をまっすぐ立てる姿勢をお伝えしています。

仙骨を立てると、下腹部がキュッとしまった感覚になります。

これは、
内臓を支える腹横筋がまっすぐ筒状に立って、
横隔膜がスムーズに上下運動できるようになる、
呼吸法をするときには最も大切な基本の姿勢です。


仙骨を立てて呼吸法を続けていると、
良いこといっぱいあるんです。

男性は、お腹がへこむ方が多いです。
女性は、月経血コントロールが楽に出来るようになります。


そしてこの姿勢、
なんと副交感神経を優位にする姿勢なんだそうです!!!

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2014/4/20号「自律神経を骨盤でコントロール♪」より



副交感神経は、夜の神経とも言われていて、
安静時や眠っているときなどに、
体を緊張から解きほぐして、休息させるように働きます。

一方、交感神経は昼の神経で、
起きて、活発に活動しているときに主に働きます。


ここで、月経血コントロールの話…。


子宮は、交感神経にのみ支配されているのだそうです。

ということは、
自律神経のバランスが調っていて、
夜、しっかり副交感神経が働いていれば、
子宮も眠ることになるので、
当然月経時も夜の出血はありません。

このことは私も体験していますが、
仙骨を床に水平に寝かせる寝姿勢が骨盤底筋群を締めているから…
とばかり思っていました。

が、この寝姿勢こそが副交感神経を優位にさせて
交感神経の働きを休ませることにもつながっていたんですね。


自律神経研究第一人者として有名な小林弘幸先生は、
〝自律神経のバランスを確実に調えることが出来る方法は「呼吸」〟
と仰っていますが、

この仙骨をまっすぐにする姿勢で呼吸法をすることで
自律神経はますます調いやすくなるということですね。


現代人は、交感神経が優位になりがちな生活をしています。
副交感神経を上げてバランスを調えるためにも、
まずは「姿勢」と「呼吸」を調えることが大切です^^