クリスマス礼拝に行ってきました。
日本全国のキリスト教聖職者の皆様、教会員の皆様、お疲れ様でした
このブログを読んでくださっている皆様はどんなイヴでしたか?
私はイヴは朝の九時半から夜の九時までずっと教会で過ごしました。
朝の礼拝に出て、その後「愛餐会」という昼食会に出て、他の教会員の方は夕方の礼拝まで一旦帰られたのですが、私は若干教会から家までが遠いのと、頼まれていた聖歌隊、キャロリングの練習のために一人礼拝堂のピアノで歌ってました(牧師先生、ごめんなさい。夕礼拝の準備で忙しかったのに、オンチな私(自称「ジャイアン」→世代がバレますね)がやかましく「ボエ~ぎゃお~」と歌っていたのでかなりうるさかったと思います)。
午後四時からキャロリングのメンバーが教会に集まり、高齢者の教会員の方のお宅や老人ホームを二時間かけて訪問し、歌って参りました。私も練習の甲斐あり(?)とりあえず、ハズさずに歌う事ができました→本当か?
→私が行っている教会の祭壇です。見づらいですが、前にあるのが飼い葉おけのイエス様です。
昔の一万円札の顔だった聖徳太子も馬小屋で産まれましたが、2000年もの間「救い主・メシア」として信じられているイエス・キリストが産まれたのは、決して豪華な宮殿や金ぴかのベッドではなく、当時とても不衛生だった馬小屋で、飼い葉おけというみすぼらしい寝床でしかなかった、というのはとても大きな意味があるのです・・・えっ?どんな意味かって?それはですね・・・いや、真面目に説教聴いてましたよ。本当だってば。実は特別な存在なんだけど、人の子として、しかも最後は犯罪者と一緒に十字架に釘付けにされるという、決して特別ではない人生を神様の意思で歩まされる運命を背負って産まれたんですよ。その象徴ですよ。飼い葉おけは(と、私は説教の中で感じ取ったのですが、そりゃアンタ間違っとるよという方、コメント下さい)。
さて、楽しい楽しいクリスマスですが、日本のみならず、世界の各国で紛争や不幸な出来事に巻き込まれ、クリスマスを祝うどころではない方たちが沢山います。
牧師先生の説教を聴きながら、自分は今うつ病や不眠症などの病に苦しめられれてはいるけれども、こうして礼拝に出席できる、それはとても幸福な事なんだとあらためて思いました。
あと、私は洗礼を受けてから訳あってここ数年教会を離れていました。
そうすると信仰もどんどん薄くなります。歌を忘れたカナリアではないですが、祈る事も、聖書を読む事も段々と忘れ去って行きました。
そんな私に、今年の11月、とても大変な出来事が起こりました。
うつ病治療のための薬が追加になり、その薬の副作用が元で職場で「ヘロヘロ」な状態になってしまい、派遣先を解雇されたのです。
派遣会社に登録しているから仕事なんて何時でもあるさ、と考えていた私の考えは甘く、なかなか仕事が見つかりませんでした。
そんな苦しいさなか、ふと、神様の事を思い出しました。まさに「苦しい時の神頼み」です。
私は本棚から聖書を探し出し、そして必死に祈りました。
その願いは叶えられ、また私は職場を得る事ができました。11月の30日の事でした。
そして、私は「せっかく神様は願いを叶えてくださったのだから、このままで終わらせたくない。またどこかの教会へ行ってみようかな・・・」と思ったのです。それが12月2日土曜日の夜でした。
翌日私はある教会に電話を掛けました。
礼拝が何時から行われているかを問い合わせるためです。
電話口からは柔らかい口調で「10時半からです。お待ちしております」という声が聞こえました(のちにそれが牧師先生であった事を知りました)。
うつ病を患って、悪化して以来、職場でも人と話すのが億劫で、休日は引きこもりがちだった私にとっては、日曜日に出かける、しかも全く知らない人ばかりのところに、それは大変勇気のいる行動でした(実は前任の牧師先生は知っていたのと、あと、教会へ行ってからですが、短大時代お世話になった先生が教会員である事ものちに知る事になりました)。
でも、教会員の皆さんはとても親切に私を迎えて下さいました。
牧師先生ともお話しする事ができ(自分の病気や教会に行こうと思い立った訳など)、ここしばらく味わった事のない安らぎを覚えました。
「ここに通いたい」
そう思った私は翌週も教会に行きました。前のように朝、晩のお祈りをする事も再び始めました。
さらに翌週17日、クリスマス礼拝のための聖歌隊とキャロリングのメンバーに加わらないかとお誘いを受けたのでした。
そして、今日、私はクリスマス礼拝に出席し、神様の恵みにあずかる事ができたのでした。
キリスト教に限らず、人間、必死で祈ると、あなたが信じる神様は必ずそれに色々な形で応えてくださいます。
だから、今、悩んでいる方がいましたら、あきらめないで、必死で祈り、そして行動してみて欲しいのです。
「愛餐会」のために焼いたケーキの一つ。ちょっと多く生地を入れすぎて、リング型から取り出してから余分なところをトリミングしていないので、いかにもまずそうなケーキですが、意外と好評でした(多分)。しかも大胆な私は味見をしないで(家族には食べてもらいましたが)持っていきました。アーモンドダイス入りの電子レンジで作ったチョコレートケーキです。
作ってみる?7号リング型三つ分ですが。
材料(好みでアーモンドやフルーツを入れても)
三温糖300g 卵5個 バター400g 薄力粉300g ベーキングパウダー10g 純ココア100g(薄力粉、ベーキングパウダー、ココアはビニール袋に入れて空気を入れてしゃかしゃか降り混ぜておくとふるいに掛けなくて済む)
常温で柔らかくしたバターをクリーム状になるまで混ぜ、砂糖を三回に分けて入れて混ぜ混ぜ、溶き卵をちょびちょび入れながら根気良く混ぜ混ぜ(そうしないと分離する)して、そのあとは一気に粉を投入し、生地が均等なチョコ色になるまで混ぜればOK。型に油を塗って、型の深さの半分まで流しいれたらラップをふわっとかけ、電子レンジ500ワットで約6分加熱して、荒熱が取れたら型から出して出来上がり。表面の中心がやや湿って生っぽいな、位が口当たりもいいです。加熱しすぎると硬くなるので、電子レンジの癖を見てトライして下さいね。
私が通っている教会のツリーです。市内の大学演習林から戴いてきた本物の木です。もみの木かな?カメラに収まりきらないほど結構大きいツリーでした(外まで出れば全体を撮れたのですが、北海道はとても寒くて、しばらく玄関を開けたままにするとすぐ室内の気温が下がってしまうのでこれが限界でした)。