前回は私たちのパラダイムが無意識に発動して

 

生きにくさの原因になっていたりする

 

というお話をしました。

 

 

 

 

 

パラダイムというのは、物事や人に対しての

 

捉え方考え方思い込みといったもの。

 

パラダイムにいい、悪いはなく

 

どんなパラダイムを持っていてもいいのだけれど、

 

それによって生きにくいという場合は

 

そのパラダイムを変えていけたらいい

 

 

 

でも、何をどう変えたらいいの?

 

もっとラクに生きられるように

 

そのパラダイムとやらを変えたいんだけど!

 

と、普通は思いますよね。

 

私も思います。

 

どんなパラダイムを持っているかを知らないと

 

変えたくても変えようがない

 

 

 

というわけで、今日は

 

自分の持つパラダイムを

変えるための最初の1歩

 

自分がどんなパラダイムを持っているかを知る

 

その方法についてお話しします。

 

 

 

昨日、カードのリーディングを受けてくださった

 

クライアントさんのお悩みは

 

結婚したい彼がいるけれど、彼の言動や行動に

 

気になることが多すぎて不安

 

というものでした。

 

 

 

たとえばどんなことが気になるの?と聞くと

 

お店に入って、商品を次々と手に取って見る

お店の人が嫌がらないかな

こんなに片っ端から手に取って

ほかのお客さんにどう思われるかな?

普通はそんなにいちいち手に取らないでしょ

 

とおっしゃる。

 

 

 

勘のいい方はもうおわかりでしょう。

 

こういう、自分ではやらないような

 

気になることを言ったりやったりする人

 

というのが、

 

自分のパラダイムを教えてくれる人です。

 

 

 

自分がやらないことって

 

やらない理由が何かしらありますよね。

 

そこがポイントです。

 

昨日のクライアントさんの場合

 

お店の商品を手に取らないのは

 

お店の人が嫌がるかもしれないから。

ほかの人が見たらどう思うかが気になるから。

 

でしたよね。

 

 

 

でも、お店の人は嫌がらなかったら?

 

むしろ、手に取って見てほしいかもしれない。

 

ほかの人も「あ、手に取って見ていいのね」と

 

思う可能性もありますよね。

 

商品を触っていいか気になるなら、お店の人に

 

「手に取って見てもいいですか?」と聞けばいい。

 

 

 

でも、そういったことを考えたり

 

やってみることをせずに、私たちはこんな風に

 

誰からも何も言われていないのに

 

自分で勝手に「やってはいけない」と

 

制限をかけてしまうことが多々あります。

 

それも無意識に

 

 

 

もやっとしたりイラっとしたり

 

気になることをする相手というのは

 

自分は制限や禁止をしていることを

 

自由にやっている人。

 

その制限は自分にとっては当たり前のことでも

 

その人にとっては当たり前ではないということ。

 

なので、もやっとしたり、イラっとしたり

 

気になる~という感情が湧いたら

 

何がもやっとしたりイラっとしたりするのかな?

私は自分にどんな制限をかけているのかな?

どうしてそんな制限をかけているのかな?

 

ということを自分自身に聞いてみることで

 

自分のパラダイムを確認することができます。

 

 

 

そのほかにもパラダイムを知る方法はいろいろあって

 

私の話をすると

 

以前、銀行に勤めていたころは

 

大雪が降った日などは、窓口が閉まる午後3時になると

 

総務の人が各部署を回って、仕事は切り上げて

 

帰れる人から帰るようにと促していました。

 

そんなカルチャーのなか、

 

交通機関が麻痺して、帰れなくなるかもしれない。

帰れたとしても、長時間かかって大変かもしれない。

だから大雪の日には早く帰った方がいい。

 

というパラダイムを持っていました。

 

 

 

ところがその後、転職をした設計事務所では

 

大雪が降った日に、隣の構造設計の人たちと一緒に

 

飲みに行こうという話になりました。

 

こんな大雪だから、いつもなかなか入れない

 

繁盛店もすいているだろうから、という理由。

 

私が心底驚いたのは言う間でもありません。

 

 

 

そんなことしたら、家に帰れなくなるのでは?と

 

不安に思いながらも、まあなるようになるかと

 

みんなと一緒に目当てのお店に行ったら

 

案の定、ガラガラ状態。

 

お店の人も行った私たちもご機嫌で

 

気づけば0時を回っていました。

 

 

 

しんしんと降り続いていた雪はようやく止んで

 

かなり積もった状態で車はほとんど通らず。

 

が、そこにゆっくりとタクシーが通りかかりました。

 

すかさず所長が手を挙げて止めてくれて

 

私はそのタクシーに乗って帰ることに。

 

 

 

翌朝、いつものように起きて支度をしながら

 

TVをつけてびっくり。

 

ニュースでは一晩中、電車に閉じ込められた人

 

長い長いタクシーの列に並んだまま

 

何時間も乗れなかった人などの映像や

 

インタビューを報道していました。

 

 

 

なまじ電車がある時間に帰ったりしていたら

 

私も同じ目に遭っていたのかもしれない。

 

この建築業界の酒飲み文化って

 

なんかすごいわーと思った出来事でした。

 

「大雪の日には早く帰った方がいい」という、

 

それまでのパラダイムはぶっ壊れたのは

 

言うまでもありません。

 

 

 

もやっとしたり、イラっとしたりではなくても

 

驚いたことには自分とは違うパラダイムが

 

ひそんでいるものです。

 

誰かの話のなかで「なぜ?」と思うことからも

 

パラダイムを知ることができます。

 

 

 

要するに、人との違いのなかに

 

自分のパラダイムを知るヒントがある

 

日常のそんなこんなの中から

 

自分がどんなパラダイムを持っているかを

 

探し当ててみてください。

 

 

 

 

 

 

 

以前、最寄り駅にあったお店で

ときどき買っていたハチミツ。

そのお店がなくなってしまってから

ずっと買えずにいました。

 

それが今週、エキナカの期間限定ショップで

販売されているのを見かけて立ち寄ったら

以前のお店には1種類しかなかったけれど

ほかにもいろいろ種類があることが判明。

 

お味はいつも買っていたアカシアの蜜が

とても華やかなのだけれど

信州の栗の蜜は鉄分、亜鉛、ミネラルが

豊富に含まれているとのことで

今回はこちらを買ってみました。

 

年に一度、日本ミツバチのハチミツが

今までは手に入っていたのだけれど

今年はもう手に入らないかもしれない。

ミツバチの数が減ってしまっているのだそう。

 

私たちが手にする自然の恵みは

すべてのバランスのなかで育まれている、

言ってみれば奇跡のなかで生まれているもの。

大切に味わいたいし

そんなことに思いをはせながら

地球の環境を壊さないように

自分のできることをやりたいなと思います。

 

 

 

今日もありがとう☆

愛と感謝と光をこめて

 

 

 

 

 

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