暖かな冬ですね。


おおさむこさむ
文)松谷みよ子
絵)遠藤てるよ
出版社)偕成社

1月20日は暦の上では大寒。
でも日が暮れてもそれほど寒くなくて、宇宙ステーションが肉眼でも観測できると知り、子どもたちと外で夜空を見上げたりしました。
(宇宙ステーション きぼう情報 http://kibo.tksc.jaxa.jp/ )

外は寒くても、子どもは風の子。
寒い季節には、体を温める遊びがありました。
現代の子どもたちはどうでしょうか?
この絵本のように、子どもたちが遊ぶ子を集め、集まり、みんなで遊ぶ光景もなかなか見られなくなりました。

わらべうたも絵本も、歌い継ぎ、読み継いでいく大切さを感じます。
本当は、子どもたちが子どもたちの力で遊びを展開していくことって、大事だと思うんです。
きっともどかしいこともあるだろうし、時にはうまく行かなくて、ぶつかり合うこともあるかもしれません。
でもそんな時間や経験が、大人になり社会に出た時にも生きていくように思います。

そうは言っても今の時代、なかなかすんなりと子どもたちの自由で豊かな遊びがしにくくなってきています。
絵本が何かきっかけとなるかもしれない。
絵本を開く
それがたとえ短い時間であっても、大きな未来へも繋がっているかもしれません。