こんばんはニコニコ

山の工房 日だまりです音譜

 

 

キョウ子先生にダウンこのように、紹介していただいたので

今日はこの作品の制作秘話をウインク

 

 

 

 

 

今回の作品展のお題は?

 

【暮らしを彩るカルトナージュ】

 

大きさ36cm×36cm 高さ自由

 

でした。

 

 

 

 

何を作るか?よりも、

今私が大好きなこの布を使いたい!

から構想がはじまりました。

 

あれこれ悩むも、必要なもの、使うものを優先し

使っている裁縫箱の中身の道具が、ぐちゃぐちゃになるので

小さな空き箱で仕切りをしているのが、気になっていたので

裁縫箱に 決定ビックリマーク

 

決まってしまえば大好きなパズルタイム音符

 

道具の大きさから何をどこへ入れるか?

 

糸をたてて見せる収納にしようとか、

 

作業トレイ、引き出し、かさね箱、仕切り、ふた、蝶番、

 

全体のバランスや、真四角ではつまらないので傾斜をつけてみたり。。。

 

もち手のデザインをしたり。。。

 

いろいろなパズルをはめ込んで、使えるカルトナージュの技をつめこんで

ひとつの形にします。

 

次に製図!

頭の中が数字だらけになるけど、この計算は結構好きです照れ

 

大きな作品になるので、2.5㎜台紙を使用し、持ち手は2枚重ねました。

2.5㎜台紙はグレー台紙しかないので、もちろん白ケント紙を貼りましたよぐぅ~。

 

かなり頑丈な裁縫箱です。

 

 

 

 

がっ  しかーーしガーン

今回の落とし穴アセアセ

 

刺繍の生地は布の厚みが均等じゃないダウン

(作り始めてから気づくドジぶり矢印

 

柄合わせしたら当然、刺繍同士が合わさるわけで

引き出し回りがスキマだらけ~~えーん

 

他にも刺繍のおかげで、微調整すること数箇所。。。

 

それでもこの布に惚れ込んでるので、

細かいことには目をつぶり

さして難しい技はないものの、イメージどおりの裁縫箱になりました。

 

 

思い通りに道具が納まり、

糸がみえて並ぶのがお気に入りです。

 

おまけにマカロンメジャーとはさみケースをおそろいで作ってみました。

 

 

 

最後に作品名

ちょっとでもお洒落に見えるようにフランス語にてへぺろ

 

 

 
引きだしの中味は
よく使うルーレットやへら、チャコペンなどが手前に
奥はいろいろな針と折れた針いれ
左がボタン等の小物
 
内側はマドヴァンの生地です。
 
引きだし金具やブレードを選ぶのも難しかったSweat+゜
 

 

 

 
糸が倒れない角度で止まるふた
糸を立てるために、直径5㎜の棒を裏側から釘で止めてます。棒の先は鉛筆削りでちょっと丸くしてます。
 
 
トレイとしても使える上段部分
 
 
トレイの下は、シツケ糸やゴム等のかさばるものを収納。
 
 
 
 
 
反対側
水平に倒れるふたは、針刺しがあってそのまま作業トレイになります。
深い物入れ部分には、可動できる仕切りが。
糸の高さに合わせているので、たっぷり収納可能です。
 
以上、秘話とは言えない作品解説でしたえへへ