アドラーは

 

劣等感自体は

悪いものではないと

のべています。

 

劣等感は使い方によっては

それをバネに成長できるからです。

 

しかし、劣等感を

悪い方がに使っている状態を

「劣等コンプレックス」

呼んで明確に区別しています。

 

問題はこの

「劣等コンプレックス」

の方だと。

 

 

では、劣等コンプレックスが

何かというと、

 

自らの劣等感を

何らかの言い訳に

使い始めた状態

 

だと言います。

 

「自分は身長が低いから〜〜〜」

「自分は育ちが悪いから〜〜〜」

「自分は容姿が悪いから〜〜〜」

「自分は学歴がないから〜〜〜」

「自分はお金持ちじゃないから〜〜〜」

 

これらは

劣等コンプレックスの状態に

当たります。

 

これは「見かけの因果律」と呼ばれ

本当は明確な因果関係がないにも

関わらず、

 

言い訳をすることで、

 

行動しなくてもすむ

傷つかなくてもすむ

自分で責任を取らなくてもすむ

 

ように自分を納得させて

しまう状態といえます。