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映画「沈黙の艦隊」レビュー②


昨日は自分が腐女子だったと

書き綴っていただけでしたが

ここからやっと本題。



なぜ公開から時間が経ってから

レビューしようと思ったか。

それは腐女子的レビューだから



原作派からは厳し目のレビューが
多いのは知っています。

でも、
腐女子でやおいで夢小説の目線なら
この映画は大正解となります。

まず原作派から批判が多かった
女体化させられた人たち。

 速水副長



水川あさみさんは
声も振る舞いも中性的なので
違和感がありません。
むしろ、原作の速水副長の
心の奥底の秘めた願望を
叶えた姿なのではと理解し、
目頭が熱くなりました。

夢小説ならあり!
断然あり!

髪型はショートカットなら、
なお良しでした。

でも、食堂でエプロン姿で配膳は
やり過ぎ感がありましたね。

女体化させられても、
女性を感じさせては負けかな。


 曽根崎官房長官


原作ではバーコード頭のおっさん。

しかし、なかなかどうして
タカ派の武闘派でブレない。
もうね、政治では男とか女とか
関係ないな。
夏川結衣さんは曽根崎官房長官
そのものでした。

………

次は、同期だったのに
後輩にさせられてしまった人。

 深町艦長


原作では、海江田艦長と同期。
すべての面でライバル。
同期の因縁でずっとひたすら
熱く激しく一方的に食らいついてます。
(この執着は愛だと同人誌界隈でも
盛り上がったわけですが…。)

映画では、海江田艦長の後輩。
過去には海江田艦長の下で
副長を勤めています。
その時発生したの死亡事故の
対応で一方的に確執が続いています。

さて、お分かりいただけただろうか?

原作も映画も深町はひたすら
海江田に執着しているのだが、
短い映画の尺ではこの執着に
理由がないと観客を納得させられない。
だから死亡事故という理由を与えた。

そして、ライバルであっても
絶対に海江田に勝てないことを
明確化するためにも
深町を同期ではなく後輩にした。
そう考えれば納得がいく。

死亡事故エピソードは蛇足ではなく、
深町の執着を分かりやすく
するための仕掛けなのである。

長くなったので次回に続く。

るん

※画像はすべてお借りしています。