最近まとめて手塚治虫の未読漫画を読んでいる。
「陽だまりの樹」から始まり、
「地球を呑む」「ばるぼら」「上を下へのジレッタ」
と読んできた。

どれもこれもおもしろい!

よく使われる比喩だけど、
大鉱脈発見!!というぐらいに次から次へとおもしろい。

おもしろいのだが、
講談社の「手塚治虫漫画全集」は、
なんだか表紙が地味で、あまりおもしろくなさそうに見えるのが、
損しているような気がする。
文庫でも全集が出始めているが、こちらの方が、
本のルックとしての購買意欲は誘うようにできている。

話は逸れたが、
こんなにおもしろい作品が次から次へと湧く感じは、
映画だと黒澤明の作品を見ていったとき以来。
小説だと、安部公房以来じゃないだろうか。

それぐらいおもしろい!
今日は昼間はほとんど寝て過ごしてしまったが、
夜いくつか録画していたものを含め、テレビを見た。

NHK「円の戦争」(円は旧字のエン)
これはおもしろかった。
傀儡政権による通貨発行、それによる軍費調達のからくりが、
わかりやすくまとめられていた。

ただ、戦争の時代はむちゃくちゃなことをしていた、
という感想に終われないと思ったのは、
現在も、毎年多額の国債が発行され続いている状況と、
どことなくかぶるところがあるからかもしれない。

日本人は個人個人としてはとても堅実な気がするのだけれども、
「国」という視点から、自分はその為に動いている、やらされている、
と考え始める途端に、無茶苦茶なことをしてしまうのかと感じた。