こんにちは。

発達科学コミュニケーション

小川あいこです。

 

 

もうすぐ冬休みも終わりで、

学校・園や学童も再開しますね。

 

楽しみだぁゲラゲラとイキイキしている子もいれば、

憂鬱な気持ちしょんぼりになっている子もいますよね。

 

お子さんの様子はどうですか?

 

もしも、

「行きたくないな」と

行き渋りの状態になっている場合、

こんな方法を試してみてくださいウインク

 

 

私自身も息子の行き渋りを、

幼稚園から高1まで経験しました。

 

かつての私は

「行きたくない」という気持ちそのものを

「よくないこと」

「変えなきゃいけないこと」

と思っていました。

 

 

学童保育を利用しているお母さんにも、

「子どもが行きたがらなくて、すみません」

と、

行きたがらない気持ちそのものに

罪悪感を持っていらっしゃる方が

少なからずいらっしゃいます。

 

 

「行きたくない」からの

親子バトルや、

無理に行かせるときの切ない苦しさ悲しい

 

 

一生懸命にがんばっている

からこそのしんどさを、

抜け出すヒントになれば嬉しいですクローバー

 

キーワードは、

「気持ちは変えなくていいよ」

です照れ

 

 

なぜ、

「行きたくない」という

子どもの気持ちを変えなくてもいいのか?

 

それは、

行きたくない気持ちを変えようとがんばる

よりも、

もっと効果的な方法があるからなんです電球

 

 

 

 

まず、

今の現状をを3つに分類してみます虫めがね

 

A:行きたくないと思う何かがあった(状況)

B:行きたくないと泣く(変化させたい行動)

C:親子で切ないバトル(結果)

 

お気づきでしょうか?

ここには「子どもの感情」は

入っていません。

 

その方が上手くいくからなんですウインク

 

今日は、

 

A:行きたくないと思う何かがあった(状況)

B:行きたくないと泣く(変化させたい行動)

 

に対して、

どんな風にアプローチしたら楽になるのかな?

について、

一般的なコミュニケーション

発コミュ流コミュニケーション

の2通りを比べながら

考えていきたいと思います。

 

 

 

ガーベラよくあるコミュニケーションガーベラ

 

【A(状況)に対して】

   下矢印

行きたくないと思うなにか

をはっきりさせて、

それを取り除こうとがんばる

 

 

 

【B「行きたくない」と泣く行動に対して】

   

★「大丈夫だよ!」

「行ったらいいことあるよ!」

と励まし諭したり、

「わがまま言わないで!」

怒ったり

「行きたくない」

という気持ちそのものを変えようとする

 

 

★行かない・泣くという行動を

ひとくくりにして、

「なにもできていない」

という視点になりがち。

 

「早く起きて!」

「早く食べなさい!」

できていないことに注目して

やらせようとする

 

 

★もしくは、

なんとか現状を変えようと、

学んだりがんばられている

お母さんほど、

「そうだね、行きたくないね」と、

一生懸命お子さんに寄り添って

あげているかも知れませんね。

 

(この共感と寄り添いは、

次回以降にお伝えする「あること」

とセットにすることで、

グンと効果があらわれますハート

ぜひ、大切に続けてくださいねクローバー

 

    下矢印

いずれも主に

お子さんの感情そのものを変えよう

と一生懸命がんばっているのに、

「切ない親子バトル」という結果を

なかなかコントロールできていない状況

 

ではないでしょうか?

 

 

とくに

発達凸凹キッズは、

普段から叱られることが多く

叱られ慣れて

脳に響きにくくなっている上に、

 

パステルとしての特性のおかげで、

叱ったり諭したりしても、

子どもががんばっても、

子どもの力ではどうにも変えられない

(とても変わりづらい)

 

という側面があるので、

 

余計に

望まない結果につながりやすい

ということ、

知っていてあげてください。

 

 

 

 

ではでは、

星発コミュ流コミュニケーション星

だとどんな関わり方をするのでしょう?

 

 

 

【A(状況)に対して】

   下矢印

常にストレスを取り除く

ことばかりしていては、

子どもが自分で乗り越える力を育てる

機会を奪ってしまう

 

という軸のもとで、

大きく2つのアプローチをします。

 

 

①つらい経験の積み重ねにならないように、

時には緊急避難的に

状況そのものを変えるアプローチを

戦略的に組み合わせる。

 

たとえば、

・前向きにお休みする

・嫌なことから気持ちをそらしてあげる

 (朝ゲームタイムといったお楽しみなど)

 

 

 

②子どもを肯定する

 

★「笑顔とやさしい声で、おはよう照れ

  ↓

起きた一発目のコミュニケーションを

ひと踏ん張りすることでも、

以降の関わりが、

とっても楽になっていきますよ

 

 

★「いかない」という状況をひとくくりに見て、

そこだけに注目するのではなく、

「小さな小さなできていること」をさがし、

見つけたら、

その行動を肯定してあげる。

 

まずオススメなのが、

「おきたねグッ

「食べてるねグッ

「歯みがきしてるねグッ

 

そんな感じで、

当たり前にできていることを

ただ実況中継するという方法です。

 

 

かつての私のように、

褒めることに抵抗があるママほど、

ただただこれだけをやってほしいチュー

と思うくらい、

肯定のルートを作る効果を

実感しているからですグッ

 

 

 

★朝ごはんに好きなものがある

というのも効果的です食パン

 

子どもが食べたいメニュー

好きなキャラクターのパン

など、

もちろん簡単でオッケーです。

お子さんがハマる朝食

とりいれてみてください

 

 

 

【B行きたくないと泣く行動に対して】

    下矢印

感情そのものは変えようとしない。

評価もしない。

「行きたくないいんだね」と、

子どものありのまま気持ちを受け入れる

 

その上で、

行き渋りという行動そのもの

を変えていくために、

 

Cの結果から変えていきます。

 

    

つまり

  

 

困った状況をとりのぞき、

子どもの気持ちを変えて

行かせようとする

というアプローチではなく、

 

まず

私たち親のコミュニケーションを変える。

  下矢印さらに

戦略的に結果をいいものに変えてしまう

  下矢印すると

困った状況がすくなくなり、

子どもの感情も変わっていく。

 

 

困った状況がなくなっていくことで、

更なるいい結果が生まれる。

いい結果から、いい行動が生まれ、

脳が発達する。

すると更に困った状況が解決!

というサイクルキラキラ

をつくっていく。

 

これが発コミュ流なんですウインク

 

 

次回以降では、

 

ではでは

どうやったら

行き渋りや親子バトルという

結果を変えていけるの!?

 

 

についてお伝えしていきたいと思います。

 

先走りのヒントキーワードは

やってみたらいいことあった照れ

です

 

 

親子のコミュニケーションをスムーズにして、

家族に陽だまりのような暖かさと笑顔が

あふれますようにハート