こんにちは、ゆかりです。

 

先日、夫から

「母親なんだから、もっと強くなって」 

と言われました

 

そこで浮かんできた疑問

 

母親は強くなくてはいけないのか?

そもそも「強い」ってどういう事?

 

これを言われたシチュエーションは

 

私が

「長男がOKを出さなければ〇〇が出来ない」

と言ったのに対しての言葉でした。

 

夫は、親なんだから主体性をもって

子供にガツンと言うぐらい強くなって

という意見です。

 

夫が求めている強さは

「子供に対して毅然とした態度で意見をぶつける」強さです。

 

逆に私には

「子供の意見を受け入れて、子供の出方を待ち続ける」

という強さがあるという事です。

 

見方を変えれば、意見をぶつけるよりも

受け入れたり待ち続ける事の方が強さが必要

とも言えます。

 

そしてこれはどっちが強いとか弱いではなく

見方を変えれば、どちらも強く見えるし、どちらも弱く見えます

 

そしてもう一つ、人類が大きく勘違いしている

事は「強いのが良い事で、弱いのは悪い事」

という思い込みです

 

この思い込みは無意識レベルに刷り込まれて

いますし、生物として本能の部分も大きく

関わっていると思います。

 

「もっと強くなって(強くなろう)」

という言葉は聞きますが

「もっと弱くなって(弱くなろう)」

という言葉は殆ど聞きませんよね。

 

でも本当は「強い弱い」に優劣は存在しないし

そもそも「強い弱い」という概念そのものが

個人の価値観に大きく左右されるものだ

という事です。

 

ここで冒頭に戻ると

「母親なんだから、もっと強くなって」という

夫の言葉は

 

夫の理想とする母親像に近づいて欲しいという事

なのだと思いました

 

でも自分は自分のやりたい様にやる。

強い所もあり弱い所もある

今自分が出来る範囲で

子供達に母親としての愛情を注ぎたいと

思っています。