埼玉県越谷市の陽だまり整体院
オステオパシー療法で驚くほどソフトに施術。楽になっていただいています
症状 急性腰痛(ぎっくり腰)
10代 女性
一週間ほど前に重いものを運ぶ作業をしていた。終わった後まもなく腰に痛みを感じ始め、
しばらく様子を見ていたのだが、痛みが引く気配がないため来院。
所見およびトリートメント
腰をかがめても、伸ばす動作をしても痛みが出るという。
オステオパシーは「体性の機能障害」を診る療法。かがむのも伸ばすのも背骨の関節がうまく動いていないから痛む事に他ならない。
前方変位と後方変位の両方があると思えた。
所見では腰椎5番の後方変位と4番の前方変位。その他。
まず後方変位をカウンターストレインで矯正。伸ばすと痛みがあるというので前方変位も矯正。
すると可動(動作痛)は楽になったというが、痛み自体はまだ残っているという。
その他のいくつかの所見を処置するも、やはりとりきれない。
少し焦ったが、ちょっと気になっていたものがある。腰のあたりに熱感が認められていた。あらためて左右を比べてみると、明らかに片側に発熱がある。
これは組織に少し損傷があり、炎症の痛みだと判断。家に帰って湿布でも張って冷やすようにアドバイスをする。また、傷ついている状態なので、あまり負担をかけないようにとも。それでダメだったらまた来てくれるように言う。
一週間後に連絡を取ると、まだ少し痛みがあるが、だいぶ楽になったとのこと。この場合は自然に快方に向かうことを期待して、ストレッチやほぐす運動をしばらくの間、マメにするようにアドバイス。
急性の腰痛は、問題が前々からあるとその部分のケアを引き続きする必要があるが、そうでなければ痛みが強くてもすぐに楽になるし、あとケアもいらない場合が多い。
また、筋膜剥離という実質「怪我」のぎっくり腰は、整体では治せないもの(冷や汗をかくほどの痛みが多い)。痛みの緩和する姿勢で静かに寝ていれば3日~一週間ほどで回復していきます。