こんにちはこんばんは
ひだまり保育園エンチョーダンジョーです。
今日お誕生日の人おめでとうございます。
先週、今週と年長とファミリープール遠足の引率に行くことがあり、
つくづく感じていることを書いてみます。
今の時代、子連れで歩く人が本当に減りましたね。
たいていベビーカーに乗せてる。
かなり大きな子もベビーカーに乗ってますよね。
アスファルトに近くて本当に灼熱なのになあと思いながら見ています。
人間のからだは、歩くようにデザインされているので、
歩かないとどんどん不調が起こります。
(自然な形に立てるというのが大前提ではありますが)
こどものうちに歩かさなくて、
将来どうしようとしとるんじゃろうか。
ひだまりの人らは歩くのが当たり前に育ってきています。
年長年中ともなれば、ファミプ遠足程度へのカッパ。
あなたたち素晴らしいね!といつも思いながら見ています。
↑壁新聞から
さて、そんな人たちですが電車やバス、
タクシーに乗るという経験がほとんど無い子も中にいるんですよ。
そうなると、
靴をはいたままシートに上がらないとか、
大きい声を出さないとか、
おじいちゃんが近くにおったら席を譲るとかという
「公共の場での配慮」
が身についていないわけです。
そりゃ経験ないんじゃけ当たり前ですよね。
今日プールの開門を待っていたら、
私たちより5分くらい遅く来た小学生の子が、
いよいよ門が開きそう!となったら私たちを追い抜こうとしました。
お母さんが止めると
「なんで?こっち側は誰も並んでないじゃん」と。
いや…少年よ…何列とか決まってないのだよ?
君が来たとき、私たち先に立っていたでしょ??
しかし、お母さんはその子のグズグズ文句に対して
「なんででも」と言うんです。
グズグズ文句(ただし私たちではなくお母さんに向かっている)
⇒「どうしても」⇒グズグズ⇒「どうしても」
それが何回か繰り返される内に開門。
するとサッと前に出ようとする子。
止めるお母さん。
「遅いけんじゃん、動くの遅いけよ」と言ったりして。
待つのが苦手な子なのかな?とは思ったので
その子の言動については、まあそんなもんって思ったのですが、
私が気になったのはお母さんの返事。
「どうしてもよ」
「こっちにおいで」しか言わない。
そんなんじゃこの子に
【社会で生きていく力】つかんじゃん~~と思った次第です。
そのくらい会話が成立する人に
「なぜ人を抜かしてはいけないのか?」理由は言わんわけ?
それを伝えても、その子は何度も同じようなことを言うのかもしれない。
しかし、だから言わない?
言うと暴れるとかになるのかな?
でも、止められればその子は抜かして来はしなかったのです。
行動を自制できる力があるわけです。
そんな力がある子に
言わせたい放題なの?
もやもやもやな私の心でした。
電車に乗ったら、大声で話さない。
電車に乗ったら、速やかに入り口をあけて
座れなければどこか掴まるところを探す。
荷物は自分の足下か近くにおいて、通路を塞がない。
もう書いていて当たり前すぎて思い浮かばないほどだけど、
そういうこと、
経験してないと分からんよね。
自家用車にのってびゅーんって移動もラクだけど、
こどもが小さいうちに、
わざわざ歩いて電車にのって動くってのやってみてください。
そうすると、
「ああ~これも教えておかなくちゃ」ときっと気がつくし
バス等の中で静かにできる音の出ないあそびもの~折り紙とか持ち歩くといいな~
とかっていうライフハックが見えてくるかもしれません。
こどもが小さい内にやっとかないと、
大きくなってからでは、できませんよ~。