18歳の男性が6月に入社してきた。
福祉のリーダー小林が、「高木さんの考え方を教えてから現場に出して下さい。」との事で一ヶ月間、私といた。
スタッフさんの一人が「いつも社長(彼女は私の事をそう呼ぶ。)と一緒で疲れん?」と聞いていた。(笑)
現場に出始めて一週間。
彼は何を感じているのか分からないが、今日一言で伝えたのが、「私はスタッフさん(障害のある方)のことを大切にする支援スタッフを大事にするよ。」と伝えた。
福祉の仕事はどこでもそうだと思うが『自分の事よりもスタッフさんの為に・・』と想う気持ちが現場にいるときは絶対に必要だ。
スタッフさんの事よりも自分の事・自分の家族の事が優先になると福祉の現場にはいられなくなる。
福祉の現場に限らず、私自身も子どもの事で悩み・子どもを最優先に考えた時、経営者(美容業)にもかかわらず職場から3年身を引いた。だから理解できるところもある。
まだ、18歳。一番大事なものが何かにも気が付いていないであろう今、良い福祉の人になってもらいたいと考える。
でも、一言言い忘れた事があるので覚えているうちに・・・
『ひだまり工房では、福祉だからしてもらって当たり前と考えるスタッフさんにも厳しい。支援スタッフがスタッフさんを想い、スタッフさんが支援スタッフを想い、このお互いを想い・支えあってこそ良い組織が出来上がるのだと考えている。』と・・・。
一緒に成長して行きましょう。
ひだまり工房 代表 高木真弓