6/20 今週末には梅雨入りが予想されているのでその前の晴れ間を楽しもうと大町市と白馬村の堺にある仁科三湖へ出かけてみました。そろそろサイレンの花が咲く頃でしょうか。


 北アルプスの麓にある北から青木湖、中綱湖、木崎湖と続きます。湖水を眺めているとあちらこちらで北アルプスに育まれた水がぶくぶくと湧き出ている様子が見られます。

 白馬方面から先ずは中綱湖へ。春のオオヤマザクラの後はあやめ、その次に湖面に浮かぶ黄色いコオホネの花が咲きます。睡蓮ほど大きな花ではないのですが黄色の丸い花が愛らしい姿を見せてくれます。


 車で5分ほど移動して木崎湖へ。道路から入って直ぐの浅瀬と流れ出る川のところに睡蓮の花が見られます。

 夏の雲が多めで北アルプスがあまり見えないのが残念ですが山の緑が反射して湖が涼しげな風景を見せてくれていました。

 

 遊歩道沿いから直ぐ近くに見える位置に咲いているのが嬉しいですね。



 ピンクと白の睡蓮の花は一つ一つが大きく華やかですが、たくさん集まって咲いている様子は何とも優しい雰囲気です。モネの睡蓮の庭の世界を身近で感じられる場所として毎年楽しみにしています。


 湖畔の遊歩道は木陰が多くこの季節でも歩きやすい所です。湖面を吹き渡ってくる風は涼しく時々立ち止まって熱った身体を冷やします。給水も忘れずに。

 まだ咲いていませんでしたが木崎湖の遊歩道沿いには紫陽花の花もたくさん植えられているので7月中頃までは睡蓮と紫陽花の両方の花を楽しむことができそうです。

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