年末調整業務 | 日高正樹税理士事務所(名古屋税理士会昭和支部所属)

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名古屋税理士会昭和支部の税理士、日高正樹です。長久手市・愛知県・名古屋市など東海地方を中心に活動している会計事務所です。決算業務・法人税や所得税に関するご相談や節税対策・相続税対策のご相談をいつでもお待ちしております。どうぞ、お気軽にご相談ください!

9日はお客様を訪問しました。


通常の帳面チェックとは別に、今日は年末調整資料のお願いをしました。


年末調整とは、雇用主が従業員の一年間の給与から税金を計算し、すでに給与から天引きしている所得税額の合計額から精算することで納税が完結する仕組みのことをいいます。したがって、サラリーマンの方の多くは年末調整で納税が完結しますので、確定申告をする必要はありません。

毎月税金を天引きしているのに、あらためて年末に計算をする必要があるのか、と疑問を抱く方もいるでしょうが、なぜかといえば、ほとんどの場合、天引きした所得税額の合計額はその人が本来納付しなければならない所得税額と一致しないためなのです。

毎月天引きされていた所得税額はあくまで「概算計算」をしているにすぎず、年末に計算をし直して精算をする必要があるのです。


この年末調整業務、当然ですが年末が中心の仕事となります。

私がこの業界に入ってから、年末といえば「年末調整」。クリスマスなど心から祝えたことがありません。ジングルベルが聞こえてくると、憂鬱な気分になるという職業病にかかってしまいました。


今年のように、23日から25日までが休日の場合、22日が給料支給日という会社も多いでしょう。

給与をもらう方には嬉しいことなのですが、計算をする方にとっては〆切が早くなるため、更に条件は厳しくなります。まあ、仕事ですので仕方ないのですけれども・・・。


今年も、仕事が無事に終わることを願いながら、年末調整に追われる日が続きそうです。