6月30日パーソナルトレーニングジムフレンジにて株式会社ショーンキャプチャー経営戦略発表記者会見を実施しました。

 

出席:日高郁人/青木いつ希/澤宗紀

 

 

日高「株式会社ショーンキャプチャー代表取締役、日高郁人です。本日、フリーとしては約18年間お世話になりましたプロレスリングZERO1より独立という形で大谷晋二郞選手とともに記者会見をさせていただきました。この独立の理由としまして、私が2012年からプロレスZERO1と平行して株式会社ショーンキャプチャーを運営してきたのですが、今回コロナウイルスがありまして、自粛営業も明けましたけども今後の第2波の襲来に備えて、あらたな体制作りとそれにともなう新生活に適応できるビジネスプランを構築するには今、取り組まないと間に合わないため、プロレスリングZERO1より離れるという苦渋の決断をさせていただきました。今後プロレスラーとしてはこのショーンキャプチャー所属として活動させていただきます。

 そこで本日は株式会社ショーンキャプチャーとして、今後の営業方針、それについてご説明をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 まずはじめにショーンキャプチャー所属選手、青木いつ希選手、お願いします」

 

(青木がコスチューム姿で登場)

 

青木「私は4月1日からショーンキャプチャーに所属をしております。青木いつ希です。よろしくお願いいたします」

 

日高「なんでコスチュームなの?」

 

青木「澤さんから記者会見があるのでコスチュームで来るようにって伝えられたので」

 

日高「いいんだよ、アイツのそういうの信じなくて(笑)」

 

青木「正装だと」

 

日高「プロレスラーの正装とか言ってたけど。彼が現役時代にそうやってコスチュームで記者会見に出てたんだよ。そういうところもマネしなくていいからね。わかった?」

 

青木「時と場合によって」

 

日高「そうか。どうぞ、座ってください」

 

青木「失礼します」

 

日高「今後ですね、このショーンキャプチャーは青木いつ希と日高郁人の所属選手が2人体制になります。これは4月に青木選手を所属として迎えた時にはまったく予期してなかったことなんですが。なあ」

 

青木「はい」

 

日高「一人だけの所属選手だと思ったら2人になっちゃったな」

 

青木「そうですね。最初は唯一の所属って言われて気がするんだけど」

 

日高「なんか、ごめんね。まあ2人で頑張っていこう。プロレスラーとしてな」

 

青木「はい」

 

日高「よろしくお願いします。それではこのショーンキャプチャーの方では以前からですね、青木選手は私の地元・島根県益田市のお隣の浜田市出身なんですが、ご縁の国しまねツアーとして島根で興行した際に出場してもらってきたんですが、そうしたイベント、プロレスラーとしてだけの活動でなくて、イベントも今後もまだこの事態が収束したらまたおこなっていきますので、そのときも大きな戦力になります。所属選手2人でイベントの方がんばっていきたいと思います」

 そのほかにも、ショーンキャプチャーの方では6年前になるんですけど、中野ブロードウェイ2階に『ホカクドウ』という小売店、セレクトショップを運営しておりますので、引き続きこちらもよろしくお願いいたします。さらに昨年夏にオープンしたパーソナルトレーニングジム『フレンジ』、こちらの方ではパーソナルトレーナーとして私が以前、相棒タッグとしてタッグを組んでおりました澤宗紀を迎えております。澤くん、お願いします」

 

(澤が登場)

 

澤「こんにちは。どうも、澤です。よろしくお願いします」

 

日高「(青木に)余計なこと教えなくていいからね」

 

澤「どうしたんですか、その格好は」

 

青木「急にやめてください。裏切りやめてもらっていいですか(笑)」

 

日高「澤宗紀にはこのパーソナルトレーニングジム『フレンジ』でメインのインストラクターとして活動してもらってるんですけども、コロナウイルスがきて、4月にはすぐ営業自粛という形で約2カ月お店を閉めてたんですが、その際に我々すぐにオンラインフィットネスに乗り出しまして。最初はひどかったですね。君(澤)が絵本を読み聞かせしてる間に私と参加者の皆さんがずっとスクワットをしてる」

 

澤「意味がわからないですね」

 

日高「意味が分からない。ひどかったですけど、いまはもう26回やってます」

 

澤「毎回来てくれるお客様が固定でいらっしゃいまして、いい感じで回転してきましたね」

 

日高「そうですね。形もしっかりとしてますので、今後これをこの現代に適応したビジネスモデルとして、さらにこの幅を広げていきたいなというふうに思ってます。

 さらにもうひとつ、自分がお世話になってる方がアスリートのオンラインフィットネス、そのポータルサイトを作っていて、そういう活動を始めようとされてまして、そちらでも」

 

澤「僕らがやってるZoomでのオンライントレーニング以外にも新

しいそういう形のネットワークを構築しているところですね」

 

日高「フレンジはパーソナルトレーニングの方も再開しておりますし、もちろんこちらに足を運んでいただいてということも今まで通り進めていくのですが、オンラインフィットネス方でもどんどんあらゆる形を使ってビジネスモデルを構築していきたいと思いますので、そちらの方も今後ともよろしくお願いいたします。

 フレンジとしてはそこが新たなビジネスプランと言いますか。今回、ホカクドウの方は先ほど、さらっとしか言ってなかったんですが、ホカクドウだけではなく、プロレス界もそうじゃないですか。イベント、興行が再開しましたけど、それに各団体がそれに適応したビジネスモデルをいま構築している最中だと思うんですけど、先日、ホカクドウの方でもアクトレスガールズさんから茉莉選手と入江(彩乃)選手がサイン会をおこなってくれたんです。その際にホカクドウでガイドラインを作らせていただきまして、それに両選手、それからお客様も非常に協力していただきまして、3時間のイベントが非常にスムーズに進んだんですね。これは本当に皆さんのご協力があってのことなんですけど、こうした元に戻るというのは相当、10年とか立たないと無理じゃないかと。なので新しい生活様式、いろんなこれからガイドラインが必要になってくると思うんですよ。ですから我々、興行が主軸となってるプロレスラーにとっても、これはもう興行ができなくなると死活問題ですから、新たな生活様式の中で興行としてビジネスとして進めていけるガイドラインを作ること、これが一番取り組まなきゃいけないことだと思ってます。

 そこでショーンキャプチャー所属選手も2人になりまして、これから経営戦略があります、実は。それを発表したいと思います」

 

澤「いいですね。何個あるんですか?」

 

日高「3点あります」

 

澤「お! わかりました。じゃあまず3点目」

 

日高「いやいや、普通1点目からだから。1点目はショーンキャプチャーホームページを開設しました。これはこの私の独立に、以前から計画してたんですけど、独立に間に合うように6月29日よりオープンしています。

 

URLは https://shawncapture.jp です。こちらはホカクドウとフレンジとあるんですが、それ以外にもプロレスの興行、それからイベントですね。ほかにも私、島根の方では講演活動をさせていただいております。それだけでなく所属アーティストとしてあびこめぐみもおりまして、歌手の派遣、それから楽曲制作、そういったことを、そういった依頼をすべてこのホームページからメールで受け付けますので、こちらの方もよろしくお願い致します。

 

澤「フェイクニュースばっかりですか」

 

日高「フェイクニュースはゼロです。アクセスよろしくお願いします。

 

 

 そして2点目、これはまだ難しいところなんですが、『ご縁の国しまねツアー』島根大会NGの場合、関東で開催か!?

これはどういうことかと申しますと、2011年より島根県後援を受けまして、これはですね、県後援のプロレス大会というのは唯一ではないかと自負しているのですが、今回のコロナウイルスで緊急事態は解除されましたけど、まだちょっと数十人が東京から島根にいって試合するというのがもしかしたら難しいんじゃないかというふうに考えています。本当は11月15日に益田市民体育館が決定していたんですが、島根県庁、それから益田市、秘書課さんの方といろいろ話をさせていただいてるんですが、今後次第だろうと。今後もし開催できなかった場合はどうしようかと考えてですね、ふと思いついたんですね。そしてご縁の国しまねツアー最高顧問の豊田真奈美さんにすぐ連絡しました。『豊田さん、島根に帰れないんだったら東京で関東で島根を応援する大会をやりましょうよ』と。ですので、島根に帰れなかった場合は東京で、我々、島根県出身者が闘って、そして島根県にエールを、島根県に何かをお届けできるような大会を開催したいと思っております」

 

澤「もちろん島根に関連する場所なり、そういうところでの開催になるんですかね」

 

日高「そうですね。あと、以前、にほんばし島根館さんってありましたけど、いま日比谷の方に移転してるんです。こちらの方にもお願いをしに行きたいなと思ってますし、私たちプロレスラーだけでなく、いつもお世話になってるベーシストのIKUOさんだったり、そういったしまねツアー自体が他ジャンルの皆さんにも協力してもらって一緒に島根を盛り上げていただくというふうなコンセプトでおこなっていますので、そういった他ジャンルの方にも参加していただけるような、そんな大会にしたいと思います。決まり次第詳細をお伝えしますので、よろしくお願いします。

 そして3番目、私のプロレスリングの師匠、FUNAKIさんが講師を務めるテキサス州サンアントニオ、ハイブリッド・スクール・オブ・レスリングと連携させていただきます。

 

以前からFUNAKIさんにこっちにきてオレのステューデントにプロレス教えてよみたいなことを言っていただいたりはしてたんですけど、最近連絡を取った際にもっと突っ込んだようなお話をいただきまして。実はこれが現地の写真なんですが、リングが4基あるんですけど、ここでいつもじゃないんですけど、FUNAKIさんが持ってるレッスンの時間があると。こちらは芝生のところはさまざまなサーキットトレができますし、これは2階から写真を撮ってるんですけど、2階にウエイトトレーニングルームがあるということで、プロレスだけでなく、トレーニングでもアメリカは最先端ですから我々(日高&澤)が指導者として勉強させていただきたいなと。私、今回、そのZERO1から独立をさせていただいた者として、巡業にフルについていくというか、フルに巡業に参戦して試合をしていくのは会社をやりながらじゃ無理じゃないかということで、それも一つの理由だったんですけど、東京にいることでまた指導者として幅を広げられるんじゃないかと。青木選手もまだ22歳ですから、そういった未来を担う若い選手たちを我々が持ってる技術だったり、トレーニングの知識だったりで指導、成長のお手伝いをさせていただければと思っておりますので。コロナウイルスが完全に収束してからの話になりますけど、私たちが指導者としての勉強をさせていただくためにアメリカに行くとか、青木選手が武者修行でアメリカに行くとか、そういうことでFUNAKIさんと連携を取らせていただいてやっていければなというふうに思います。武者修行しにね、一人でさ」

 

青木「え、一人…」

 

澤「日高さんがサンドイッチ作ってくれるって」

 

青木「ピクニック!(笑)」

 

日高「まあそういうふうにFUNAKIさんからもお話をいただいてま

すし、今後、株式会社ショーンキャプチャーとしてマット界、もちろんプロレスリングZERO1に対しても、独立したことで逆に私の方が力になれること、プロレスの力になれることが出てくると思うので、そういうふうに株式会社ショーンキャプチャーを大きくしていきたいと思います」

 

澤「ZERO1さんとは立ち位置が変わっただけで、今後ともよりより関係で切磋琢磨していければ」

 

日高「7月5日にも参戦のオファーを早速いただきましたし。6月30日付けの退団となってますので新木場大会にショーンキャプチャー所属としての新たな。コロナウイルスの自粛でZERO1ファンの皆さんと久々にリングから会える場でもありますので、あと1週間切りましたけど、しっかりコンディションを整えてベストのファイトをしたいと思っております。以上でショーンキャプチャーの今後の経営戦略発表とさせていただきたいと思います」

(最後は3人でショーンキャプチャーポーズで会見を締めくくった)

 

会見後、今後のプロレスラーとしての活動に触れられ...

 

日高 「おれ、これ以上は仕事増やせないじゃん。君(澤)がおれのマネージャーになってよ」

 

澤 「そうですね。わかりました!僕が日高さんのマネージャーになりましょう!」

 

日高 「ありがとう!では、日高郁人のマネージャーは澤宗紀、青木いつ希のマネージャーは日高。ということで、皆様よろしくお願い致します」