2017年3月15日(水)に開催される「日高祭20」のWEB番組「Road to 日高祭20」の第2回放送にて、 発起人である澤宗紀から大会追加対戦カードが発表されました。
①メインイベントに丸藤正道&ディック東郷
澤 日高祭20のメインイベントを発表させていただきます。日高郁人&藤田ミノルvs丸藤正道&ディック東郷で決定しました。
日高 藤田ミノルとの相方タッグでの試合はボクが望んだことですし、丸藤選手は、今までも何度か試合をしてきてるんですけど、昨年6月にメキシコでおこなわれたルチャワールドカップで一緒になったんです。その時に丸藤選手は初日でちょっとケガをして試合のあと歩けないような状況に陥ったんですけど、その2日後、決勝大会の時にはそれをまったく感じさせない試合をして、すごい人間力を感じたんです。相方タッグとしては、2005年にディファカップというタッグトーナメントの決勝戦で丸藤&kENTA組と対戦して敗れたんですけど、ボクと相方の名前をプロレス界に知らしめるような大会になったし、年末のプロレス大賞の最優秀タッグチーム賞を受賞できたのもそうで、丸藤選手はそういう意味でもすごく、ターニングポイントで闘ってみたい選手だったのと、最近はヘビー級で彼はやってるんですけど、闘ってみたいという思いを発起人に伝えていたので、がんばってこのカードを決めてくれたみたいです。
ルチャワールドカップ閉会式での私と丸藤正道選手。
――ディック東郷選手をなんでそこにもってきたんですか?
澤(日高とは)お付き合いが長いというか、ファーイーストコネクション(FEC)というチームでも一緒でしたし。ボクと同じくらいに一度引退されてるんですけど、昨年また復活をして。そのまま引退してたらここでこのカードはないんですね。20周年というタイミングで復活したからこそできるカード。タイミングがうまく重なり合った一番いいカードだと思ってます。
――運命を感じますね。
日高 この20周年記念大会でもちろん日高郁人の今を見せるということもありますけど、20年リングで闘ってきた男の背中を見せるという点もあると思うので、この強敵を持ってきてくれたので、相方と力を合わせてなんとしても、20年の背中を見せた上で勝ちたいですね。
②第0試合で原学対阿部史典
澤 この大会の戦いの幕開けとなるカード。殺伐としたカード。第0試合です。同じくボクらが所属していた格闘探偵団バトラーツのちょっと上の先輩にあたる、日高さんの後輩ですね。原学対阿部史典。阿部選手は名古屋のスポルティーバというところの所属で、まだ若干20歳とかなんですけど、バリバリ、全日本プロレスやほかの団体で活躍している選手です。激しいバチバチした闘いをフェスの幕開けにぶつけていきたいなと。
日高 阿部選手は言うならば澤がプロレス界に引き込んだ選手。原学はバトラーツのジムに、澤が通っていたジムのアマチュアレスリングのクラスにいたんです。で、僕がプロレスに引き込んだんです。なので…。
澤 いわゆる同じお互いの孫同士に相撲を取らせるような。
日高 プロレスじゃないんだ(笑)。まあだから学は澤のことが大嫌いで、阿部選手っていうのは、澤を慕ってきたわけですよね。だから阿部選手からしたら先輩、師匠が嫌いだっていうことで、学からしたらかつての大嫌いだったらライバルの教え子の対戦になる。
澤 やばいですね。何か凶器を仕込んでくるかもしれない。
③20人がけの対戦相手が一部決定。
澤 決定している選手、まず一人目、女子プロレスから豊田真奈美選手です。
日高 一人目からハードな相手だな。
澤 性別的には女性なんですけど、女子プロレス界という荒波にもまれまくって、それを覆してきた、業界を渡り歩いてきた重鎮です。この方、日高さんと共通点がございます。
日高 豊田さんもボクと同じ島根県益田市出身。先輩で、ボクが高校生の頃にはデビューをされてたので、益田ではスーパースターですよ。ボクやっぱり島根県にちなんだ石見銀山とか高津川とか技の名前につけてますけど、豊田さんはじゃパーニーズオーシャンスープレックスとかつけてますからね。日本海です。島根県は日本海に面しているので、それにちなんで。
――日本海を背負っているような方。ほかには?
澤 そのあとに出てくる順番はわからないですが、ZERO1から大谷晋二郎、田中将斗、佐藤耕平、KAMIKAZE、菅原拓也。この選手たちが20人がけのところにでてきます。しかもさっき発表した丸藤正道&ディック東郷戦もありますし、この一日でだいぶ老け込んじゃうんじゃないですか(笑)。
番組URLはhttps://youtu.be/vJDktlu9u0w。
既報対戦カードは船木誠勝vs伊藤崇文。