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 この地域のボス猫、「みゃあみゃあ」。
 
 とても大きな猫で、キツネと闘った事もある猛者。(骨が見える程の大けがを負ったが、三日後に自宅に生還)
 
 私が初めて「みゃあみゃあ」を見たのは2007年の冬で、まだ子猫だった。
 当時のボス猫、「茶防※(2012年冬他界)」を、2008年にウチに入れて家猫にしてから、その後「みゃあみゃあ」はボス猫として君臨し続けて来た。
 
 本当は、保護したかったのだが、2007年に別の猫達を沢山保護し、逆に2008年、2009年、2010年は、次々と猫を失った。(ちなみに父の他界もこの頃)
 2011年に、自分自身が体調を崩し、今も続いている。
 そんな状況から、この「みゃあみゃあ」まで手が回らず、野良猫時代を過ごさせていたのだけれど、
 いつの間にか、猫好きの老夫婦の飼い猫に収まっていた。
 完全室内飼いではないので、ウチにもしょっちゅう来ていたので、何時頃から飼われていたのかは分からないが、何にせよ安心した。
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 元気にボス猫をやっていたのだが、
 
 今朝、飼い主の方から、「みゃあみゃあ」が体調を崩した、という内容の電話を受けた。(私が猫好きであるのは近所で有名)
 どのような症状なのかを聞いて、私の意見して、「様子を見るとかは止めて、すぐに病院に入れて行った方が良い」と伝えた。
 今日、月曜日は、ほとんどの動物病院が休みだが、私はそんな時の為に、月曜日も開業している動物病院も調べていたので、その病院を伝えた。
 
 結果、「みゃあみゃあ」は糖尿病で、三日間の入院となったが、今後は完全室内飼いで食べ物の管理をすれば大丈夫、と、昼ごろにその飼い主から、お礼と報告の電話を受けた。
 
 外に出られなくなるから、もうボス猫家業はできないし、毎日ウチに来ていたので寂しく思うが、みゃあみゃあが助かって良かった。
 
 私が現在持っている猫への知識も、調べておいた病院も、全部、ウチの猫を助ける為に調べたものだが、ウチの猫達には役に立たなかった。
 
 でも、よその猫である「みゃあみゃあ」には役に立った。
 苦笑してしまうが、でもみゃあみゃあが助かって良かった。
 
 推定六歳、「みゃあみゃあ」。老けこむには早いが、死ぬのはもっと早い。だからボス猫は引退。
 
※内容がアレなのでコメ欄は締めます(笑、m(__)m
 
 七月七日追記。
 
 考えが甘かった。
 思えば、体調を崩した犬や猫が、治療後、そのまま何事もなく回復したのなんて「風邪」ぐらいのものだった。
 みゃあみゃあは、食べると吐くので、何も食べなくなってしまった。
 飼い主さんはよくやってくれていて、毎日病院に連れて行き、栄養補給を行ってくれている。
 糖尿だけなら、悪化してもインシュリンで普通の生活に戻れるので、別に何か有るかも知れない。
 明日、再検査で、他に何か原因があるか調べると仰っていた。
 みゃあみゃあは、よその子と書いたが、子猫の頃から世話をして、今の飼い主の子になってからも、ほぼ毎日、ウチに遊びに来てくれていたので、みゃあみゃあに対して、本当は「よその子」という気持ちは無い。息子を婿に出した親のような心境だった。
 私が出来る事があれば何でもするが、実際は飼い主さんが頑張ってくれているので何もない。
 というよりも、こうなると医者でも無い素人には出る幕がない。
 
 先ほど、みゃあみゃあの様子を見させてもらった。
 思っていたよりは元気だったが、このままではまずいのも分かった。
 やはり獣医さんに任せるしかない。
 この無力感は、辛い。
 
※みゃあみゃあの事は、ある程度結果が出るまで追記は書かないつもりです。
 今回は、安心した分辛かったので書かせて頂きました。
 失礼しましたm(__)m