ラオス旅の綴り
【カム族モン族の村でホームステイ! 2日目3日目 今年は狩猟にも行く編】
村のお父さんとの4年ぶりの約束で、今回の旅では銃を担いで猟にも行きました。かつては精霊信仰の儀式やバーシーの儀式などにも参加させてもらいましたが、今回もまた1つ新しい世界を経験できました。
私が行く世界は英語が通じない場所が多く、現地の言葉も話せなくても十分に心が通い合うコミュニケーションは取れます。
もしかしたら未来は、お互いの口の動きを読み取ることで、スムーズに会話を翻訳してくれる機械が出て来るかもしれませんね!
そうなると言語の壁が取り除かれた未来は、語学力ではなく相手の国の文化や習慣、その人の視点や感情を理解し共有共感できる力が重要になってくるのかもしれません。
2日目朝。鶏の鳴き声と雲海に包まれて目が覚めます。
太陽が昇ると今日も暑い!子どもたちは早速遊んでいます。
毎年キッズカメラマンになる男の子!
さぁ!今日はお父さんの畑に行き狩猟体験です。夜中の雨で道がドロドロ。
畑まではさらに山奥へ2時間。かなり険しい道なので、村の人たちも「途中で断念するだろう」と思っていたそうです笑
下り坂は滑る滑る。
山を越え谷を越えようやく畑の小屋が見えてきました。
畑に到着。お父さんがこの広大な土地を0から開拓したそう。ちなみにラオスは土地に決まりはありません。
ただ最近は都市部では土地を広げるのに免許がいるので、そのうち農村部も自由に広げられなくなるそうです。
畑の小屋の中でお昼ごはん。山の中の秘密基地みたいな感じですね!
基地にはネズミを捕る罠に、
何十羽といる鳥たちに、
それに銃など興味深い物がたくさん!
今日の晩ごはんGETなるか?!狩猟体験もしました。
1日たくさんの体験をし、日が暮れる前に村に戻ります。帰りは隣の畑を手伝っていた姉弟と一緒に。
子どもたちサンダルやのにサクサク歩いていく!さすが。
子どもたちは重い米や水を担いで、この山道を毎日往復しています。
帰ると「え?本当に行けたの?」と村のおばあさんが驚いていました。
夜ご飯は捌きたてのアヒル。手前にあるのが、アヒルの血のスープです。レモンをかけるとさらに爽やかに。
寝るまで遊ぶ1日。ちなみに今日毛虫に首を刺さされました!そんな1日。今日は満月。ラオスではオークパンサー(出安居)のお祭りの日です。
翌朝。今日は月曜日なので子どもたちは学校に!でも休校だったようです(先生の気分)。
学校休みなら、早速家の手伝いをしたり遊んだり!
恒例!日羅水風船大会笑
何でも遊びに変えていくな~
今ラオスは物価高。いろんな品物が3倍ぐらいになっています。高くて粉ミルクが買えないのでコンデンスミルクを代用するのですが、あまり体には良くない。
そんな厳しい状況もありますが、みな今を懸命に生きています。
ポッカンマイ!村を後にします。「また来年も来なさいよ!」と送り出されて。
ルアンパバーンの市街地に降りてきました。
そうか、オークパンサーの次の日はパレードがあるんやった!街でもう1泊すればよかった、、
伝統衣装を着たラオスの人々と何隻もの船が、メインストリートをメコン川まで練り歩きます。
町やお寺はライトアップされてとても綺麗ですよ!
お昼はこんな感じで、夜になると
こんな感じ。これは2019年に撮った写真ですが、こんな感じで街中がキラキラになります!
メコン川には船とは別に『ロイカトーン』と呼ばれる灯籠流しも行われます。
ロイカトーンはバナナの葉とマリーゴールドの花で作られていて、よく路上で子どもたちが手作り品を売っている光景も多いです。またパレードも見に来たいですね!4月の水かけ祭りもおもしろいですよ。
フライトまでの間に『ソークミーサイゲストハウス』に寄付するため立ち寄りました。
日本の知り合いが経営している宿で、貧しい子らへの子ども食堂も提供しています。日本でも子ども食堂はありますが、ラオスでは本当に1日2日3日食べられない子も多いと聞きます。オーナーはそんな子たちの為に少しでも何か出来る事はないか、目の前の困っている子たちを、たとえひと時でも救ってあげる事は出来ないかと炊き出しやご飯の提供をされています。
空港までバイクで送ってくださいました。ありがとう!
語りつくせない今回の旅も終わりです。また来年元気に会いましょう!
おわり
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