7月3日YOSIN学院にて第2回となる夏の昆虫食探究学習イベント、夜のセミ探検隊昆虫食体験イベントを開催しました。
今回もたくさんのご参加くださいましてありがとうございます。ご家族でのご参加も多く、親子で1つのテーマを共有するの素敵ですね!


講師はおなじみ昆虫食活動家・昆チューバーかずきと、我らがYOSIN学院の昆虫食博士ちゃんはると君(小学3年生)のコラボレーションです。



今回は3部構成♪①わくわくセミの探究学習、②公園でセミの幼虫&羽化探索フィールドワーク、③どきどきセミの昆虫食実食体験。見て聞いて味わって!?セミづくしの1日です。


まずは昆虫食活動家かずきと一緒にセミについて探究学習。日本のセミってどんな種類がいる?世界の珍しいセミって知ってる?オスとメスの見分け方って知ってる?

そしておいしいセミの見分け方って知ってる?などなど、その都度みなで”なぜ?”を考えてみます。


子どもたちも好奇心が体を追い越すぐらい大興奮。質問したりおもしろい感想を表現したり!




※ちなみにこれは閲覧注意・・・マダガスカルゴキブリあせる子どもら臆することなく触りまくり(笑)


私の子供の頃(ド田舎)はアブラゼミが多くクマゼミって見つけたらめちゃレアだった記憶があるのですが、今は都市部の気温上昇でクマゼミだらけなんですね。

また、セミの鳴き声と言われれば「ミーンミーン」と答えると思いますが、実はこの鳴き声のミンミンゼミっは、ここ大阪では今はもうほとんど聞く事が出来ません。

昆虫と自然の変化はほんと密接な関係です。改めて私も気づく事が多かったです。



さて、夜の6時過ぎ公園に移動してここからフィールドワーク。セミの幼虫を探します。運が良ければ羽化もウォッチング!ただ今年は雨雨があまりにも長すぎるのでセミも出て来るタイミングに戸惑っている様子です。

「1番に幼虫を見つけた子には学院から豪華賞品!任天堂スイッチ、はありませんが」みんな張り切って探してみましょうグッド!





「ここ穴が開いてる!」「セミの抜け殻発見!」セミの幼虫が出たであろう穴は無数にありました。後は出会えるかどうかですね。セミの幼虫の動きは意外に早く5分もすればあっという間に木の上の方まで行ってしまします。


男子は棒を振り回してまさに探検隊です走る人

木には抜け殻がビッシリ!今回幼虫とは出会えませんでしたが、たしかにセミの羽化は始まっています。

来週過ぎぐらいからどんどん増えて来ると思います。次は是非ご家族でも探索してみて下さいね。




最後はいよいよセミの実食タイム!ちゃんと食用幼虫は用意しておりますよー。まずは茹でますが「わぁ!大根の匂い!」「そんなはずないやろーどれどれ!?…ほんまや!!」まさに料理で大根を茹でてる時の匂いです。

そして実食!



「めっちゃおいしい~!」「鶏肉の味がする!」「エビみたい!」「なんかそら豆のにおいする」「げっ、顔はなんか苦い・・」みんな目を輝かせていろんな感想が飛び交います。


古代ローマの時代から食べられていたセミ。

東南アジア特にベトナムや中国では健康食品としても人気です。小さな個体にタンパク質、ビタミン、ミネラル、アミノ酸が豊富に含まれているそうで、抜け殻も漢方薬としても使われています。


子どもたちは見たり聞いたり感じたり。たくさんの事を知り体験した1日でした。





子どもたちは大きくなる間に、知らないもの、わからないもの、美しいもの、気持ちが悪いもの、不思議と思うもの、おもしろそうと思うもの、数えきれない程たくさんもものに出会います。

その時生まれる「もっと知りたい!もっと調べたい!」興味や好奇心を大切にして様々な角度から考えを深めて欲しい。

そして、やる前から「これはこうだ」と決めつけず、何か1つの考え方が正しと思わず、たくさんの経験の中から答えは自分の中で生み出し行ってくださいね。


 

「勉強はしないといけないものでは無くて、したいと思うもの」と言う言葉がありますが、まさに、この先何歳になっても好きな事を勉強しようと思えはいくらでもできます。
好きな事、興味のある事はとことん探究して行きましょう!



OSIN学院

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