私の勘違い | *LOVE SICK*

私の勘違い

先生の授業はわかりやすく、
優しくて相談に乗ってくれる先生に
たんだん惹かれ始めてた。

相手は先生だし、向こうが
気持ちがあって優しくしてくれてる
わけじゃないってわかってても
気持ちを止められなかった。

好きな人への気持ちもだんだん
薄れてきて、先生に会える
週2回の塾が楽しみで
仕方なくなった。

時には先生の優しさを
勘違いしてしまってた(笑)


これは5月の話だけど
5月は私の誕生日でした。

「○○さん(里緒菜の名字)、
今週の日曜日○○さんの
誕生日プレゼント買ってきたげる」

私はそう言われて、正直
すごく舞い上がったし、

「まさか先生も私のこと・・?」(笑)

な~んて調子乗ったこと
考えたりして、誕生日が
すっごい待ち遠しかった。

しかし、現実は甘くないよね(泣)


「はいっ、プレゼント!」

って渡されて

「ありがとうございますっ!
開けてもいいですか・・・?」

って恥じらいながら
予想外の重さの袋を開けると

出てたのは英文法の分厚い問題集。


「これ・・・プレゼント?」

って聞くと

「そやで!高かったんやから~」

ってチガーウ!!(´;ω;`)


しかも先生の手にはもう一冊の
同じ参考書・・・?

どうするのかなって思ったら
私と同い年の女の子に

「これで勉強しぃや~」

ってプレゼントしてた。


ありえない。
私の期待は何だったんだ~!

参考書は参考書で嬉しかった。
でも先生が「誕生日プレゼント」
って言うから、自分だけへの
プレゼントかと思って
期待してた自分が情けなくて・・・

その日は1日落ち込みました(笑)