四季の心理メソッド講師 はちがた ひろこ です
この夏、久しぶりに美術館へ行きました。
(本来の目的は主人の日光東照宮撮影、、)
美しいものを見ると、心が磨かれる
それは、亡き父から教えてもらったことです。
父は絵が好きでした。
私はその影響もあってか、いつの頃からか美術館だけではなく、
街角に飾られている何気ない絵にも目を向けるようになりました。
わざわざお金を払って見に行かなくても、美しいものは日常の中にたくさんある。
そして、そんなものが人の心をそっと癒してくれる。
そんな父が亡くなってから、久しぶりの美術館でした。
夏の旅で訪れた美術館には、父が好きそうな絵がたくさんありました。
絵を眺めながら歩いていると、ふと、
「父も一緒に見ているのかな」
そんな気持ちになりました。
今回は、いつもなら買って帰る絵葉書も買いませんでした。
あとになって、
「一枚くらい買って、仏前に添えればよかったかな」
とも思いました。
でも、お盆の時期。
もしかしたら父は、私のすぐ横で一緒に絵を見ていたのかもしれません。
そう思うと、不思議とそれでいいような気がしました。
振り返ってみると、私はしばらく仕事のことで頭がいっぱいでした。
もっとやらなければ。
もっと伝えなければ。
どうしたら仕事につながるのだろう。
そんなことを考え続けていたのだと思います。
少し、休憩が必要だったのかもしれません。
美術館で美しいものを眺め、
夫と歩き、
父を思い出す。
そんな時間の中で、少しずつ心がほどけていきました。
そして、そんな私を夏の旅へ連れ出してくれた夫にも感謝しています。
人生の後半。
私は今、若い頃のように
「急がなくてはいけない」と思う必要はないのだと少し思っています。
慌てたり、
急いだり、
人と比べたりしていると、
いつの間にか
本当の自分の気持ちを置き去りにしてしまうから。
ゆっくり歩いてみる。
美しいものを見る。
季節を感じる。
誰かと一緒に笑う。
亡き人を思い出す。
そんな何気ない時間も、
人生を豊かにする大切な時間なのかもしれません。
この夏、私は「頑張る」ことから少し離れて、
心の余白を取り戻す時間を過ごしました。
あなたは、この夏、
どんな時間を過ごしましたか?
忙しかった方も、
どこにも出かけなかった方も、
この夏の中に、
あなたの心に残った小さな出来事が
きっとひとつはあるのではないでしょうか。
人生の後半は、
もっとゆっくりでいい。
自分の心を置き去りにしないように、
季節と一緒に歩いていきたいと思います。











