060717　ポートレート108 4-3 構図の意味

こんにちは、

フォトグラファーのヒッキーこと

森藤ヒサシです。

今日の

”ポートレート108”は、
"構図の意味”
-配役をするのが構図(主役と脇役の配置)-

です。

今日は、構図についての
考え方をお伝えしますね。

写真の本を読むと、
構図の種類がたくさん出てきます。

でも、これらの構図を、
全て覚えなければならないわけではなく、

あくまでも、

参考程度に知っていればOKなのです。

なぜなら、
構図は、

あくまでもフォトグラファーの感性だからです。

例えば、

"三分割の構図”、の場合、
"三分割の構図”、で

撮影しなければならないのではなく、

ファインダーをのぞいたとき
心地いい場所に被写体を置いたら、
たまたま、"三分割の構図”、だった。

くらいな感じでいいのです。

ただ、
"三分割の構図”は、
見ていてバランス良く感じる、
ということさえ、覚えておけばいいのです。

構図は、
あくまでも、フォトグラファーが、
長方形のフレームの中に、
どこに人物を置けばいいのか、
というもの。

人物を真ん中に置いたほうがいいのか、
少し脇に置いたほうがいいのか、
思いっきり、下の方に持ってきて、
上の空間を空けたほうがいいのか、
それを考えればいいだけなのです。

その場合、参考になるのが、
先ほど述べた、
色々な種類の構図。

これらの構図の意味をわかっていれば、
自分が表現したいイメージを、
構図で表すこともできるのです。

さらに、脇役である、小物など、
それも、どこに配置すればいいのか？

を、自分が監督になった気分で、
構図を決めてみましょう。