こんにちは、
フォトグラファーのヒッキーこと
森藤ヒサシです。
今日の”ポートレート108”は、
“テーマに沿った要素”です。
今日は、
-フォトグラファーは映画の監督であれ-
ということについてお伝えします。
昨日は、
ポートレートを撮るときの、
テーマを決める大切さ、
テーマを決めること＝目標設定、
ということについてお伝えしましたね。
まあ、昨日もある程度お伝えしたので、
もう少し具体的にお伝えしますね。
昨日は、テーマを決め、
そのテーマに合った撮影をするために、
・シチュエーション
・背景
・ライティング
・ポージング
・構図
・アングル
・服装
・コミュニケーション
などの要素があるとお伝えしました。
そして、
フォトグラファーは映画監督と同じように、
そのテーマを表現するために、
それらの要素を、
自分なりに考える必要があるのです。
では、今日は
テーマの一つを例にとってみます。
例えば、
今度起業する男性が撮影に来たとします。
お客様は、
コンサルタント(コーチ)として起業し、
ターゲットが、
自分でこれから何かを始めたいと思っている、
30代から40代の女性とします。
その男性のお客様は、
見た目は、細身で、華奢な感じ。
顔は、とても綺麗な顔立ちをしているとします。
そして、本人と
イメージコンサルティングをした後、
テーマを決めます。
“信頼できて、女性からも話しやすい感じ”
“男性というよりは少し中性的”
“ふわっと包み込んでくれながら、芯のある感じ”
このテーマがあるからこそ、
上記の要素をどうするか決まってくるのです。
シチュエーションとしては、
明るい背景：
・白のバック紙もしくは、ハイキーちょにできる白い壁、白いセット
ライティングは、
柔らかい中でも芯がある光
・面光源を使いつつ、キレのあるライトを入れる
ポージング
男性でありながら、女性ポーズを入れていく。
・フェミニンポーズでありながら、極端にしない
・細身すぎないように、少し正面に体を向かせる
構図、アングル
威厳がある感じよりも、話しやすい感じにする
・目線の高さ、もしくは、少し上からのアングル
・黄金比率を使った構図
服装・色
透明感を出すために明るめの服装
・ジャケットではなく、白っぽいシャツ
などなど。
他に、
コミュニケーションの取り方などは、
本人の人間関係のマトリックス上での、
ポジションを見ながら決めていきます。
だいぶ、
企業秘密の内容もお伝えしてしまいました。
通常は、撮影するときに、
一つの要素しか、考えられないのですが、
基礎をやっていくと、
たくさんの要素を
同時に考えられるようになっていきます。
いかがでしたか？
テーマを決める重要性、
わかっていただけたでしょうか？
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
森藤ヒサシ
(ヒッキー)
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