060507　ポートレート108 1-4　かたい光” - 個性的、とんがったイメージで撮

こんにちは、

フォトグラファーのヒッキーこと

森藤ヒサシです。

ポートレート108

今日のテーマは。

"かたい光”

- 個性的、とんがったイメージで撮影したいときは、かたい光を使う-

です。

前回まで

一般の人を撮影する場合は、
「面光源の柔らかい光がいいですよ」

とお伝えしてきました。

でも、

どのようなイメージで表現したいか、

という目的次第では、
柔らかい光では物足りなくなってしまいます。

なので、今日は、

個性的に見せる、"かたい光の使い方"をお伝えします。

かたい光とは、

エッジがはっきりした影ができる、
真夏の太陽だったり、
スポットライトのような光のことです。
いわゆる、点光源です。

このかたい光を被写体に当てると、
影が強く出るため、

一般人の場合、
シワが目立ってしまったり、
肌の質感、のっぺりと見えてしまったりするので、

あまりおすすめはしません。

でも、
個性的で、

とんがったイメージだったり、
モード系のファッションモデルのような、
かっこいいイメージを撮影したい場合は、

かたい光で正面から当てると、
クールなイメージで撮影できるのです。

可愛いく撮りたい場合は、柔らかい光、

かっこよく撮りたい場合は、かたい光、

といった感じに覚えておくと、いいかもしれません。

一番大切なのは、
どんな風に撮りたいか、
という目的に合わせて、
ライティングを変えることです。

同じライティングで

撮影しているスタジオもありますが、

これでは、金太郎飴のような同じ写真しか撮れないのです。

お客様に合わせて、
撮影スタイルやライティングを変えることで、
お客様それぞれの、魅力を引き出すことができるのです。

写真だけではなく、
何においても、同じことが言えますよね。

オーナーシェフのいるレストランなどは、
お客様の好みによって、
少し味付けを変えたりしますし、

美容師などは、その典型ですよね。

お客様に合わせて、
ヘアスタイルを変えないと、
1000円カットのような、髪型になってしまいます。

もちろん、そういう、
誰が撮影しても同じ、
誰が料理しても同じ、
誰が切っても同じ、

というのが好きな人もいるので、
それは個人個人の好みだと思いますが、

私は、オーダーメイドのスタイルの方が好きですね。

皆さんは、どちらの方が好きですか？

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

森藤ヒサシ

(ヒッキー)

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