060401　プロとアマチュアの違い1：光の見方

こんにちは、

フォトグラファーのヒッキーこと

森藤ヒサシです。

先日、友人から、
プロとアマチュアの違いについて聞かれました。

“どうして同じカメラを使っているのに違うの？”と。

いい質問でしたねー。
わたしなりにも、いろいろ考えました。

確かに、

最高級の一眼レフで、いいレンズがあれば、
きれいに撮れます。

でも、何かが違うのです。

答えはいくつかありますが、
大きなポイントが７つ。

光
構図＆アングル
ポーズ
コミュニケーション
応用力
感じる力
伝える力

このブログで

これらについてお伝えしていきますね。

今日は、"光"について。

アマチュアは、

光が見えていない人が多いです。

同じ被写体でも、光の当たり方次第で、
印象が全く変わってきます。

それに対して、

プロは、光が見えている人がほとんど。

まあ、見えていないプロもたくさんいますが・・・

光というのは、
被写体にどんな光が当たっているのか？
ということ。

・やわらかい光orかたい光
・色温度
・何種類の光が当たっているか
・光の角度

光を見えるようになるためには、経験が必要！

でも基本的に

光はどこにでもあるものです。

なので、ほとんどの人は、

今、どんな光が当たっているかなんて、
気にしないのです。

アマチュアカメラマンも同じ。

あまり光を気にせずに、
被写体の外見ばかり気にしてしまったりします。

もしくは、光を気にしても、
1種類の光しか見えていないで、

複数の光が被写体に当たっているのが

わからなかったりするのです。

光が見えていないと、
表面しか目に行かず、

被写体の内面の美しさまで

捉えることができないのです。

そこがプロとアマの大きな違い。

といっても、なかなか難しい。

私自身、
光が見えるようになるまで、
何年かかったかわかりません。

10年以上は見えなかった気がします。

今でも100%見えているわけではありません。

でも、撮影以外でも、
常に光のことばかり気にしています。

街を歩いていても、
お店の中に入っても、
今どんな光の状態なのか？
気になってしまうのです。

その上で、
どういう光が、人に当たれば、
人を素敵に見せることができるかを
ずーっと考えてきたからこそ、
少しは見えるようになったのです。

では、光を見えるようになるために、
時間を費やす必要はあるのか？

確かに、見えるようになるためには、
少し時間がかかるかもしれません。

でも、ポイントさえわかれば、
光が見えるようになるスピードは、
格段にアップしますよ！！