こんにちは、
フォトグラファーのヒッキーこと
森藤ヒサシです。
今日も
光の種類についてお伝えします。
柔らかい雰囲気で
撮影するためには、
柔らかい光質の光を
使うといいんですよね。
柔らかい光にするためには、
面光源で撮影すること。
要は、大きな光を使ったり、
光を近づけると柔らかくなると、
以前お伝えしました。
その大きな光を使う時、
効果的なのが、蛍光灯です。
蛍光灯は、
定常光といって、
ストロボと違い、
ずーっと光っている照明機材です。
なので、一瞬だけ光るストロボよりも、
見たまま、撮影できるのが特徴です。
そして、
もともとの光質が
柔らかくできているので、
柔らかい雰囲気を出すには適しているのです。
特に、
柔らかい雰囲気を出すためには、
蛍光灯を並べて、
面を大きくすると、
さらに柔らかくなります。
大きなスタジオでは、
横5mくらいの
巨大な光(蛍光灯)の壁を作って、
大きな光源にしているところもあります。
こういう光の壁で撮影すると、
すごーく、柔らかい光で撮影できるので、
さほど苦労せずに、雰囲気のあるイメージを
作れるのです。
ただ、柔らかい雰囲気は出せても、
色の再現性となると、
ストロボよりも劣るところがあるんですよね。
専門的には、
スペクトルで、ある一定の色が、
蛍光灯の波長では見えないらしいのです。
インクジェットプリンターでいうと、
以前4色インクだったのが、
今は、7色8色インクの
プリンターが多くなっています。
そのほうが、綺麗な色が出るので、
色が多くなっているのです。
蛍光灯で撮影すると、4色インク。
ストロボで撮影すると、7色インク。
そんな感じです。
なので、
一般的に撮影する上で、
蛍光灯で十分なのですが、
色にこだわりたい人は、
ストロボのほうがいいですね。
最近は、
柔らかい雰囲気を出しながら、
簡単に撮影できるために
蛍光灯を好むフォトグラファーも
多くなっています。
(蛍光灯の方がストロボより、覚えるのが簡単なため)
また、ここ数年、
蛍光灯よりも、
LEDのほうが
主流になりつつあります。
LEDもどんどん
安価になっているだけではなく、
色温度も変えられるものが多くなってきているので、
とても使いやすくなってますね。
撮影するのに光は必要。
ただ、明るくするためだけではなく、
自分の撮りたいイメージを撮影する上で、
光についても、知っておくといいですよね。
でも昨今、
こだわらないフォトグラファーも多くなっています。
まあ、それでもいいと思いますが、
個人的には、
みんながこだわらないことに対して、
こだわっている人って、なんか好きですねー。
何かにこだわって生きている人。
すごく人間くささを感じます。
そういう私も、こだわりやすいので・・・
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
森藤ヒサシ
(ヒッキー)
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