こんにちは、
フォトグラファーのヒッキーこと
森藤ヒサシです。
今日は、
東日本大震災の続きです。
東日本大震災で、落ち込み、
父親から小貫写真館を追い出され、
鬱っぽくなりながらも、
立ち直ってきたところまでお伝えしました。
立ち直るきっかけとなったのがセミナー！
メンターの本田健さんから、
“自分でセミナーやってみなよ！”
の一声に、自信がない中、
自分たち主催のセミナーをはじめてみました。
セミナーを始める前は、
“自分なんかより上手い人はたくさんいるから無理”
と思っていました。
あるとき健から、
健のセミナー時に、
“ここのセミナー会場400名の中で、誰が一番写真が上手いと思う?"
と質問されました。
私は、
“もちろん、私です！"
と答えました！
そうなのです。
写真業界の中では、
多少の上手い下手はあるかもしれませんが、
"一般の人たちと比べたら、はるかに高い技術と知識を持っている!"
ということに気づかされたのです。
上ばかり見ていると、
自分のセルフイメージが下がり、
何も動けなくなりますが、
もっと俯瞰して大きな世界で見ると、
自分のやってきたことを、
みんなに共有できるだけのものを持っているのです。
初めてやった自分たち主催のセミナーは、
とても好評で、
初級、中級、と順調に集客もでき、
上級のクラスもできるまでになったのです。
今では、数百人の卒業生がいますが、
たくさんの人に応援されているなー、と実感しています。
セミナーをスタートして約2年後の2013年。
毎年出している、
富士フィルム営業写真コンテストで
金賞を受賞したと、携帯に連絡が来たのです。
「Yes!! Thank you for everybody！！！」
車の中で叫びました！
この富士フィルム営業写真コンテストは、
写真業界の芥川賞、と言われるくらい、
業界では、最も権威のあるコンテストです。
そのコンテストで、
約11000点の中から、日本一に！！！
金賞受賞の作品
以前は、金賞をいつか取りたい！
と漠然と思っていました。
それは、自分の名誉のため。
エゴで欲しいと思っていたのです。
今回はそうではなく、
震災後、自分で立ち始め、
みんなに自分のものを
惜しげなく出しながら、
みんなからも、
たくさんの応援を
受け取ることができたからこそ、
この金賞をいただけたのでは、と思うのです。
上手くなりたい！
と思うのは、みんな同じです。
でも、賞というのは、エネルギーです。
上手いからと言って、
受賞できるわけではありません。
多くの人たちの
エネルギーの集合体として、
プライズ(賞)をいただけるのだと思います。
この頃は、
セミナーの受講生とのつながり、
パートナーと一緒に苦労を乗り越えて来ました。
そして、自分自分というエゴから、
みんなにどう喜んでもらえるか、
という考えに変わったり、
東日本大震災という辛い経験を通して、
学んだりすることができたのです。
今日の教訓
“応援を受け取る"
日本人は受け取り下手だと言われます。
受け取ることは、
相手を喜ばせることにも繋がります。
それだけではなく、
自分のセルフイメージをあげること、
自分を認めることにもつながるのです。
本も書いてます！
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
森藤ヒサシ
(ヒッキー)
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なな、なんと、 英語版でyoutubeをスタートしましたーーー！
4,5年前にはやっていた時期があるのですが、
なんとなく自分らしくなくやめてしまいました。
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