こんにちは、
フォトグラファーのヒッキーこと
森藤ヒサシです。
「相手は自分だと思えますか?」
いつもながら、変な質問ですみません。
人を見て、
「嫌だなー」と思う部分は、
自分の中にもある、
という話を聞いたことありませんか?
私の場合、
親の嫌な部分が、
自分にも同じようにあると気づくと
「嫌だな・・・」と感じます。
親と同じようなことをしていたり、
言ったりしているのに気づいて、
自分にがっかりしたりもします。
また、例えば、
電車の中で、
まわりの人の迷惑を考えずに、
おしゃべりしている人などを見ても、
嫌だなーと思ったりもします。
実は、私の中で、
「人に迷惑をかけてはいけない」
という観念があるので、
うるさくしている人を見ると、
「自由で羨ましい!」
と自分の心の奥底で思っていて、
それが、できない自分がいるので、
そのような人を見て、
嫌だなーと思うのです。
前置きが長くなりました^^
これらのことを心理学的には、投影と言いいます。
まわりに見える世界は全て、
「自分自身というフィルター」
を通して見えている、ということです。
ちょっと難しいかもしれませんよね。
自分が見ている相手は、
実は自分の一部のようなものなのです。
これをお客様に置き換えてみましょう。
私たちは、
「自分というフィルター」を通してお客様を見ています。
となると、
そのお客様も自分自身の一部でもあるのです。
(ちょっと矛盾がある感じに聞こえるかもしれませんが・・・)
そう思いながら、
お客様に接していると、共感できませんか?
職業が違っていても、
育った環境が違っていても、
自分とつながっているんですね。
私は、
お客様も自分の一部と思い始めてから、
お客様のことが
とても身近に感じられるようになりました。
話を聞いていても、
共感できるのです。
よく「相手に共感しましょう」
と言ったりしますが、
表面上で共感しても、
なんだか薄っぺらいものになってしまいます。
相手を自分自身の一部だと思い、
深い部分で共感しながら撮影すると、
相手も、心を開いて
撮影することができるようになります。
work:
相手(お客様)と話すとき、相手も自分の一部だと思って話してみましょう。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
森藤ヒサシ
(ヒッキー)
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