こんにちは、
フォトグラファーのヒッキーこと
森藤ヒサシです。
今日のタイトルは、
「温故知新」
温故知新という言葉がありますよね。
「古きを温め新しきを知る」という意味ですね。
私は若い頃、この言葉の意味を
違ってとらえていたような気がします。
新しいものを
いち早く取り入れることばかり考えていた私は、
温故という意味に関して、
「とにかく昔のことを知っていればいいんだ」とだけ考えていました^^
古いものは古いので、
あくまでも知識として知っておいて、
その上で新たなものを作り出す方が
大切だと思っていたのです。
若いですねー。
昔は、
「古いもの＝時代に合わないもの」という考えで、
「新しいもの＝時代を作って行くもの」と勘違いしていました。
私自身、今でも
新しいものに挑戦し続ける姿勢は、
昔と変わっていません。
けれど、人生も半分を過ぎたところで、
古いものの大切さがわかってきました。
若い頃は、本当に大切なものを
見失いかけていたのかもしれません。
では、「本当に大切なものとは何でしょうか？」
私が思う本当に大切なものとは、
今まで先人が培ってきた『思い』
だと思います。
世の中の全てが、
その上に成り立っているのです。
今、誰でも
気軽にスマホなどで写真を撮れる時代。
写真は、
カメラ・オブ・スクラから始まり、
薬品の調合をして
光を当てたものに化学変化をおこし、
画像を形成していた時代から、
たくさんの人の思いや技術の革新で、
誰でも簡単に写真が撮れる、
便利な世の中になりました。
時代に合わせて新しいものを取り入れ、
変えるべきところは変えていく。
時代に合わせて変えた方がいいものは、
変えていった方がいいのです。
時代に合わせて変えたほうがいいものは、
ハードの部分です。
変えてはいけないもの、それはソフトの部分。
いわゆる 『思い』です。
どんなに技術やハードが進んでも、
物事に対する『思い』は、
変わらないでいきたいですよね。
先人たちの『思い』を知って自分に生かし、
そして、新しいものを作っていく。
それが『温故知新』なのだと思います。
【work】
みなさんにとっての
『温故知新』とはどういうものですか？
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
森藤ヒサシ
(ヒッキー)
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