こんにちは、
フォトグラファーのヒッキーこと
森藤ヒサシです。
今日は、
撮影テクニックについてお伝えしていきます。
テーマは“男性ポーズと女性ポーズ”です。
みなさんはポートレートを撮影するときに、
どんなことを気にして撮影していますか？
ポートレートを撮影する上で、
・露出
・ライティング
・シチュエーション
・構図、アングル
・服装
・ヘアメイク
・ポーズ
・コミュニケーション
などなど、気にしなければならない要素は、
たくさんあります。
ポートレートと言っても、
モデルを撮影するのか、
一般の人を撮影するかでも違いますし、
商業用に使うのか、
個人的に使うのか、
でも、撮影スタイルは異なってきます。
気にするポイントはたくさんありますが、
今日はシンプルにポーズについてお伝えします。
ポートレートを撮影するとき、
私が特に大事にしているのは、
"被写体をどのように表現するか"
ということです。
被写体が、
"どんな風に撮影してもらいたいか?"
"どういうイメージで見られたいか?"
で撮影する雰囲気は変わりますが、
それによって、撮影するポーズも変わってきます。
モデルさんを撮影するのであれば、
モデルさんが自分で動いてくれます 。
けれど、一般の人の場合、
こちらでポーズを指示しなければなりません。
その中で、今日は２つ
・男性的に撮影するか
・女性的に撮影するか
ということをポイントにしてお伝えします。
まずは、男性的に撮影したい場合、
基本的には威厳があるように撮影します。
可愛くというよりもカッコよく見えるポーズです。
男性の場合も女性の場合も、
一つの基本の形として、
カメラに対して、
体は正面ではなく、
４５度斜めを向いて立ちます。
そして、足を少し開いて安定感があるように立ちます。
そのときに体の重心を
少し後ろ足の方にかけます。
斜めを向いているので、
カメラから遠い方の足です。
よく重心をかけるときに、
上半身を倒す人がいますが、
そうすると、とても不自然に見えてしまいます。
重心を後ろ足にかけるのは、
おへその下の体の中心部(丹田のあたり)を
後ろ足の方に持っていくと、
自然と体重が後ろ足にかかります。
体重が後ろ足にかかりますと、
肩も、体重をかけた足の方に少し傾きます。
例えば、右に４５度向いた場合、
重心を少し右足にかけることで、
右の方が少し下がり、左肩が少し上がります。
その上で
顔は、カメラの方を向くと、
男性ポーズが完成します。
んー、図がないとわかりにくいですね。
すみません^^
男性ポーズと言っても、
男性だけに合うポーズではありません。
女性でも、カッコよく見せたり、
ちょっと突っ張っている感じに見せたりするとき、
(高慢な感じ)
このポーズで撮影すると、
自分でイメージしたような雰囲気のポーズになるのです。
女性の場合は、その逆になります。
立ち方は同じくカメラに対して、
４５度の方向を向いて立つのですが、
足は開かずに、閉じて立ちます。
かかとをくっつけるよりも、
前の足を土踏まずのあたりまで持ってくると
とても綺麗に立つことができます。
一般的にモデル立ちという立ち方です。
その際、重心をわずかに前足に倒し、
カメラ側の肩を少し落とします。
それだけで可愛らしい雰囲気に見せることができます。
先程お伝えしたように、
一番大切なのは、
被写体をどのような雰囲気で撮影するか、
ということです。
その上で、
男性的に撮影したいのか、
女性的に撮影したいのか、
で、ポーズなどが変わってくるのです。
ポーズを学ぶ上で、
自分自身で鏡を見て立ってみたり、
いろいろな雑誌を見て立ち方を勉強することが、
とても役に立つので、
ぜひともいろいろと見て試してみてください。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
森藤ヒサシ
(ヒッキー)
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