こんにちは、
フォトグラファーのヒッキーこと
森藤ヒサシです。
私は、アメリカ留学を終えてから
ほぼ毎年アメリカに行っています。
今では、
数週間〜1ヶ月近くも滞在するようになりました。
でも、そんな私も、数年前までは
長期滞在できるとは、思ってもみませんでした。
みなさんの中に
「自分には無理。
そんな長期間、旅行することはできない」
と思われる方はいらっしゃいませんか？
長期間旅行などしたくない方もいると思いますが。
でも、旅行しようと思っていても、
「できない」と思っている方も多いはず。
また、普通に長期間旅行できる方もいます。
その違いは一体なんでしょうか？
その答えは、最後に。
わたしは、
サンタバーバラに４年間住んでいました。
９２年から９６年までです。
最初にサンタバーバラに着いたときの印象は、
「田舎だなあ」
ということ。
高い建物もないし、
近代的なビルディングも少ない。
街の規模も大きくない。
サンタバーバラは、
自分の行きたい学校があったから行った場所。
その目的のために行っただけで、
卒業後も、こんなに何度も
行くことになるとは思ってもいませんでした。
卒業してから20年以上
ほぼ毎年サンタバーバラを訪れています。
その理由は、
「好きな街」
だからです。
よく、人を好きになったりするときに、
なぜその人を好きになったか、
その理由を考える人がいますが、
その理由を考えるよりも、
"好きなものは好き”
だから、好きだと思うのです。
直感ですよね。
わたしにとって
サンタバーバラも同じような感じです。
都会ではなくても、
近代的な建物はなくても、
とにかく好きなのです。
もちろん、
住んでいたから、とか、
街がかわいいから、とか
海や山があって、
大好きなワインの産地だから、とか、
理由をつけようと思えば
いくらでもつけることができますが、
理由をつけようとすればするほど、
安っぽくなってしまう感じがしてしまうのです。
「好き」というのは、
そんな感じじゃありませんか？
わたしはサンタバーバラが大好きです。
だからこそ、何度行っても飽きないですし、
この町の写真を撮り続けています。
私は写真を撮影する際、
被写体に対しても同じような気がします。
被写体を好きになる。
その人の好きなところを、ただただ写すだけ。
良い写真を撮るためには、
テクニカル的なことも身につけなければいけません。
けれど最終的には、
「好きな人を自分が好きなように撮る」
ただそれだけなのだと思います。
さてさて、
旅行しようと思っていてもできない理由ですが、
それは、
「自分が無理だと思っている」
ただ、それだけなのです。
自分が本当にしたいと思えば、
何でもできるのだと、
最近ようやく気づきました。
できない理由を
人のせいにしたり、会社のせいにしたり、
他者のせいにしているだけで、
自分が責任を取っていないのです。
自分が最終的に責任を取りさえすれば、
何だってできるのかもしれません。
できない、と思っていること自体、
できないのではなく
「したくないのだな」と思っています。
それぞれいろいろな状況があるとは思いますが、
わたしも、十数年かけてようやく気づきました。
ずーっと、親や会社のせいにして、
1週間しか休みを取れないと自分を縛っていたのです。
「両親が文句を言う」
「社員に悪い」
「会社が許してくれない」
いろいろな言い訳があります。
でも、
本気ではなかったんですよね。
本気でやろうと思いさえすれば、
何でもできるのです。
もちろん、それに対しての責任はついてきますが・・・
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
森藤ヒサシ
(ヒッキー)
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