こんにちは

フォトグラファーのヒッキーこと

森藤ヒサシです


 

2013年秋、

フジコン金賞をきっかけに、

㈱小貫写真館の代表取締役社長として、

復帰しました。

 

 

2011年の東日本大震災をきっかけに、

㈱小貫写真館を追い出されて早2年半。

 

精神的にもきつく、

経済的にも大変な状況に追い込まれました。

 

それでも、友人やメンターの助けがあり、

写真セミナーをスタートし、

たくさんの受講生に来ていただき、

そのエネルギーを受けることで、

フジコンの金賞を受賞することができました。

 

どん底を見ることで、

 

"感謝"

 

を実感した2年半でした!

 

 

金賞パーティー時での家族写真

手作りの背景の前で!

 

 

 

私が、㈱小貫写真館を抜けて2年半。

 

ほんとキツかった!!

 

 

 

㈱小貫写真館を追い出された時は、

あまりの悔しさに、当初

 

私がいなければ、

会社は立ち行かなくなる!

 

と、まじで思っていました。

 

 

でも、2年半経っても、

㈱小貫写真館は残っていました。

 

社員が頑張ってくれていて、

会社は存続していたのです。

 

当たり前のようにも感じますが、

そこで、社員にめっちゃ感謝の気持ちを抱きました。

 

 

戻れた時は、

本当に嬉しかったー!!

 

別れた彼女に対して、未練たらたらで、

また戻りたい、と思っていたところ、

ようやく、また復縁できた感じ!!

 

 

 

震災当初、まだ追い出される前、

2011年の事業計画を見直した時、

最悪の自体も想定しながら、

いくつか売り上げ予想を出したのですが、

非常に厳しい数字でした。

 

この後、どうしたらいいのか、

寝れなくなるくらい、心配でした。

 

 

そして、父親から会社を追い出され、

経営をタッチしなくなり、

どうなっているか、

あまり知ろうともしませんでした。

 

本当は心配だったんですけどね。

 

とにかく、

悲しくて、

悔しくて、

㈱小貫写真館のことは、

考えたくなかったのです。

 

 

 

しかし、

私がいなくても、

社員が頑張ってくれたおかげで、

私の予想を上回った結果で、

2011年を終えることができていました。

 

これには驚きでした!

 

 

 

もともと、

私が社長をしていた頃、

私がいなくても社員が考えて動けるような組織づくり

を目指してきました。

 

 

その体制を創ってきたせいか、

私がいなくても、

自分たちで考え、

行動できるようになっていたのです。

 

 

 

以前、会長である父親について、

 

経営者としての能力がない!

 

と書きました。

 

 

 

実際、私が追い出された後も、

父親は、何かをしていたわけではありません。

 

というか、経営から離れてだいぶ経っていましたし、

時代にもついていけない状態だったので、

ほぼ、スタッフに任せていたらしいのです。

 

 

まあ、何もしないで任せる、

というのも、経営の手法ではありますが・・・

 

 

そして、社員が頑張ってくれたおかげで、

震災後2年半経っても、

なんとか会社は残っていたのです。

 

 

私は心から!

 

ありがとう

 

と思いました。

 

 

 

私は、

 

今まで、社員のことを信頼できていなかったんだ!

 

ということに反省したのです。

 

 

私がいなくても大丈夫な仕組み

を創っているつもりだったのですが、

実際は、社員のことを信頼できていなかったんですよねー。

 

だからこそ、

私がいなくてはダメだと思っていたわけです。

 

私こそダメな経営者だったのです。

 

父のことを言ってる場合じゃないです。

 

 

そして、会社がきちんと動いているのを見て、

 

逆に、私はいなくても大丈夫だ!

 

ということにも気づいたのです。

 


金賞パーティーを手伝ってくれた社員たち

 

 

 

しかし、会社は残っていたのですが、

やっていることは、2年半前変わらず、

同じだったのです。

 

どういうことかというと、

世間から、2年半、

遅れてしまった感じです。

 

 

この2年半で、世の中も

だいぶ進んできました。

 

また、写真業界も

どんどん変わっていき、

おしゃれな写真を取り入れているスタジオも

とても増えていました。

 

 

私が社長の頃、

常にアンテナを立て、

世の中を見ながら、

最新の情報を仕入れたり、

写真館のコミュニティを最大限利用して、

今の流行を取り入れたりしてきました。

 

 

しかし、私が抜けてから、

その情報を持ってくる人は誰もいなくなり、

㈱小貫写真館は、世の中から、

取り残された状態になっていたのです。

 

 

私が社長に復帰してから、

その2年半の遅れを取り戻すのは、

相当大変でした。

 

さらに、世の中は加速して進んでいますしね。

 

 

 

 

㈱小貫写真館に戻るにあたり、

 

父親に対しての怒りは、

だいぶおさまっていました。

 

私がいない間、

この大変な会社の状況の経営をしてくれた父親に

感謝をできるようにはなっていましたが、

とはいえ、怒りがゼロになっている、

とは、言い切れませんでした。

 

やはり、追い出された悲しみが、

まだまだ心の中に残っていて、

そのわだかまりは、なかなか取れずにいたのです。

 

 

母親からは、時たま連絡があり、

私に、戻ってきて欲しい

という思いを何度も伝えられ、

私も戻りたいという気持ちもあったので、

この金賞という機会が、

㈱小貫写真館にもどれたのは、

本当にうれしかったのです。

 

 

でも、実際に戻った時は、

正直言って、すごく怖かったです。

 

 

社員たちから、

また信頼を取り戻せるか?

 

 

復帰した最初の日のドキドキ感は、

今でも覚えています。

 

 

 

 

私が㈱小貫写真館に復帰するときの条件として、

私を追い出した元凶の会計士を変えることを

父親に提示しました。

 

父親と会計士は、ロータリーの仲間ということもあり、

最初は父親も、言いにくいと言っていましたが、

そんなことを言っている場合ではないので、

最終的に会計士を私の友人の会計士に変えてもらいました。

 

 

 

結局、

会計士が父親に私の悪口を言って、

追い出したのですが、

私も以前、父親を会社から追い出したので、

父親も、その寂しさが心の奥に、

ずっと残っていたんですよね。

 

だからこそ、

会計士からの誘導に引っかかり、

私に復讐したのです。

 

 

 

結局は、

すべて、自分に戻ってくるんですよね。

 

私がが社長をやっていた時、

自分勝手な経営をしていたことに対しても、

追い出されて、その報いがきただけなのです。

 

自分は頑張っているつもりでやってきましたが、

社員のことを気にかけずにやってしまったし、

自分が正しいと思い過ぎていたのです。

 

それが返ってきただけ。

 

 

とにかく、

この2年半は、神様が私にくれた時間。

 

経営者という役割を外したとき、

おまえは一体どうするのか?

 

と、神様から試されたんですよね。

 

 

この2年半で、

 

社員に対して信頼すること

友人やメンターに感謝すること

両親に感謝すること

言い訳をせずにしっかりとやること

 

など、できてなかった部分を反省し、

人生の勉強をさせていただいたのです。

 

 

 

感情的には、

ジェットコースターに乗っているような感じでしたが、

本当にありがたい2年半でした。

 

 

 

そして、いよいよ、

社長として、

㈱小貫写真館の再建に取り掛かっていくのです。

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

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