こんにちは
フォトグラファーのヒッキーこと
森藤ヒサシです。
みなさんは、自分自身や
ご自分の仕事に対して、
どれくらいの自信がありますか？
日本人は、もともとセルフイメージが低い、
劣等感を持ちやすい人種とされているので、
自信のない人も多いのではないでしょうか？
アメリカで４年間暮らしていた私は、
海外の人はなんでこんなに自信を持っているのだろうと、
不思議に思っていました。
自分の撮った写真に対しても、
絶対的な自信があるので、
"俺の撮った写真すごいよ！Hisashi見てみろよ！"
みたいな感じでした。
もともと劣等感の塊みたいな私としては、
自分の写真に自信を持てず、
そういう彼らがうらやましくもあり、
うざったくもありました。
日本では、褒められたりすると
「いえいえ、そんなことはないですよ」
と謙遜したりしますが、
ある意味、その謙遜が美徳とされていました。
しかし、海外では、
褒められた場合、
「いえいえ、そんなことはないですよ」
なんて言ってしまうと、
そういう自信のない人は信用できない、
となってしまうケースもあるみたいです。
文化の違いですねー。
日本にいて、最近思うのは、
本当に偉い人ほど謙虚だということ。
謙虚な人というのは、
自分の地位などにはおごらず、
人の話を素直に聞き入れる人だったりします。
そして、相手の地位などによって、
態度を変えることなく、
誰に対しても対等性を持って接します。
私の知っている、とてもビッグなフォトグラファーは、
とてもとても謙虚な人です。
著名な人たちを撮影し、
雑誌や広告で、大きなポスターを撮影しても、
自慢することなく、
私のようなフォトグラファーに対しても、
すごく腰が低く接してくれます。
また、私の行っている美容室の先生も、
大女優や、歌舞伎役者などのカットを手がけていたり、
昔は、第一線でバリバリコマーシャルの仕事などを
していたにもかかわらず、
誰に対しても、全く同じ態度なのです。
美容室に大女優がいても、
私たちが行ったりすると、大女優を待たせながら、
私たちに挨拶にきてくれたりするので、
本当にすごいと思っていまいます。
実は、自分自身に自信がなかったり、
自分の仕事に自信がなかったりするほど、
自分と相手を比較してしまうため、
人を判断して、自分の態度を変えてしまうことがあるようです。
実は、謙虚な人ほど、
自分自身や仕事にも自信があるのです。
逆に言うと、自慢する人ほど、
自分自身に自信がなかったりするものですね。
そういう人を見ると、
とても表面的で、軽く見えてしまいます。
一時は、自慢する人をすごいと思っていた時期もありますが、
自慢をしているのを見ると、
“ちっちゃ！"
と思ってしまったりする自分もいます。
そういう自分も小さいのですが・・・
私自身、そのように人を判断したりすることも多いのですが、
私の知っている、謙虚な先生を見習いつつ、
誰に対しても対等性を持って
接することができる人になりたいですね。
そのためにも、
自信を持ち、謙虚で生きていくことを目標にしていきます。
みなさんの周りにも、
謙虚で素晴らしい方がいたら教えてください。
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