こんにちは、

フォトグラファーの森藤ヒサシです。

 

 

2001年12月24日。

 

クリスマスイブ、寒い雪の日でした。

 

 

うちのスタジオの駐車場に、

一匹の小さな子猫が泣いていました。

 

 

ミャーミャー!

 

 

ずっと泣いているので、

あまりにかわいそうになり、

自宅に連れて帰ました!

 

 

しかし、実は私

猫アレルギー!!

なのです。

 

 

猫に触れただけで、

目が痒くなり、

肌も痒くなるので、

できるのであれば、

猫には触りたくはない!!

 

 

なのですが、

あまりに、寒い中で泣いている子猫がかわいそうだったので、

連れて帰ってしまったのです。

 

 

まっきーは、

私が猫アレルギーなのを知っていて、

 

マジにうちに連れてきていいの?

 

と、私に言います。

 

 

まっきーは猫好き!

 

小さい頃から猫を買っていて、

ペットを飼う大変さを、

重々承知しています。

 

 

飼うんなら、

覚悟を持たないと、

飼えないよ!

 

 

と、言われ、

私も自信がありません。

 

 

 

翌日のクリスマス当日、

東京に用事があり、

二人で行くことになっていました。

 

私たちは

寒い自宅の庭に、

段ボールの中に猫を置いて、

東京に出かけたのです。

 

 

まあ、いつでも箱から出て、

逃げられるようにしたので、

 

東京から戻ったら、

いないだろうなー!

 

と、罪悪感を持ちながら、

どーなっているんだろうなと

心配していました。

 

 

まっきーとは車の中で、

 

もし、帰って、

まだ、猫がいたら、

うちで飼おう!

 

と決め、

自宅に戻りました。

 

 

庭に置いてある

段ボールをのぞいれみると、

なんと、

子猫がうずくまっていたのです。

 

 

寒い夜空の中、

ずっと待っていてくれたのです。

 

 

クリスマス。

 

 

神様がくれた、

小さな命。

 

 

寒かったねー、

と、

すぐにうちの中に連れていき、

あったかくしてあげました。

 

 

とても、

その子猫が愛おしくなり、

そのあと、

うちで飼うことになったのです。

 

 

それが、

うちの、ミャーちゃん。

 

 

ミャーミャーうるさいので、

ミャーちゃんです。

 

 

しかし、問題が!!

 

 

 

私の猫アレルギー。

 

 

 

その後、私は、

自宅に戻る時は、

マスクをして、家に入るようになりました。

 

逆ですよね!!

 

 

そして、

よく、涙を流しながら、

くしゃみをしながら、

ミャーと遊ぶのです。

 

 

ほんと、大変でした。

 

 

しかし、驚くべきことに、

1ヶ月もすると、

なんと、マスクなしでも、

ミャーと接することが、

できるようになってきたのです。

 

なんと、

猫アレルギー、克服したのです。

 

すごいっしょ!

 

 

 

そして、その数ヶ月後、

ミャーちゃんと一緒に、

スタジオの3階に引っ越すことになるのです。

 

 

 

プライベートのない、

忙しい毎日も、

ミャーちゃんに癒されながら、

仕事も頑張ることができました。

 

 

 

 

 

 

 

そんなミャーちゃんも、

7年前、天国に行ってしまいました。

 

朝、まっきーが起きたら、

横たわっていました。

 

 

ひさしさーん

 

泣きながら、まっきーが、

 

ミャーが、ミャーが・・・・

 

 

 

声をかけても、

起き上がってきませんでした。

 

 

 

そんな、ミャーちゃんの、

ミャーミャーと言う、うるさい泣き声、

 

今、書きながら、頭の中で、

泣いているのです。

 

 

ミャーちゃんと!

 

 

 

 

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