そしてレアの部屋模様替えでお役目が終わった、パリに来て一人暮らしをし始めてブロカントで買って以来一緒のテーブルさんは新たに玄関を飾ることに
同期のお友達、Jちゃんに貰ったドア自体が鏡になってる素敵な大きな鏡と共に
このテーブルは元々のテーブルに木を付け足してサイズをひとまわり大きくして使われていました。
元の持ち主がそこまでして作ったテーブル。
きっと見る人によってはバランスがよくないだったり、繋ぎ目が氣になったりするのかもしれませんが(最初からだったかはもう忘れてしまったけど高さが違うのかテーブルの角を上から押すとガタっともします)なんだかそのバランスも愛らしくて見た時にこのテーブルさんと自分が氣持ち良く一緒になって、ふわ〜って嬉しく拡がる感覚、このテーブルさんが我が家にあるイメージ、そしてその感覚がわくわくする感じがすぐにやってきたので買う事を決めたのでした。
今書いていて、そう言えば19年前に今の会社に入社してエッフェル塔近くのアパルトマンに住み始めてから当初、ブロカント巡りなどをしていたのですがその中でよく行っていたクリニャンクールでこれを見つけたのだけど、すっかりもう忘れていた、お店の感じやそのテーブルがディスプレイされてるシーンがはっきりと蘇ってきて嬉しくなりました







ある一連のある出来事を体験してから、アンティークものやセカンドハンドの物はエネルギー的に持ちたくなくなって。(今家に残ってる物さん達は、大丈夫だと感じたものばかりです)
オリヴィエが亡くなる一年くらい前?から亡くなった身寄りのない方の家から家具などを撤去するバイトのご縁を頂いてから(その最初の仕事がカメラフリークのお爺様のお宅でカメラとのご縁が始まった事は前にも書きましたが コチラ 
)ただで素敵な鏡、小物、家具など氣にいる物は頂いて置いていました



残りは全て彼がブロカントの仕事に



これもだから仕入れ値はなし
だから本当に有難いお仕事でした。

利益はそんなに出ませんでしたが、(その分私の仕事のお給料や待遇がとても良いので成り立っていたからそれにも感謝


)ブロカント出店は私もやってみたいことの1つだったから本当に楽しかったです







そしてオリヴィエの死をきっかけに色々な体験をするようになり、改めてまたアンティークやブロカントの物が苦手になり引っ越しをする時はもっぱらIKEAで棚などを新たに揃えたのですが、IKEAでも、なんでもそうですが、何かを買うときは自分とどう響くか、共鳴するかで決めています。
もちろん、普通に自分自身の好みなもの というのはありますから、全部が全部完璧に100%好みなもの ばかりではありません。
値段が高すぎたり、その時の予算だったり。
でもそれも含めて、自分の感覚でその時に必要なもの、好きだったり、これはと思う、感じるものや事にお金を使っています



なのでもちろん、後になって、 あのときは良しだったけど今はもう違うように感じる という感覚も大切にしていて、リサイクルや、ブロカントに出して貰ったり、あげたりしています

そして頂いた物、お土産やプレゼントなども含めて、やっぱり自分の感覚がしっくりこない物、好みじゃない物は、(言える状況や相手には頂いても使わない事がわかってる場合、そのお氣持ちだけ頂きますと感謝して正直に伝えて頂きません)それを欲しいと言ってくれる人に躊躇することなくあげたり寄付したりします。
日本ではきっと頂いた物だから。とそれを誰かにあげたりするのは失礼という感覚があると思います。
だけれど、私は特に好みがはっきりしているのと、インテリアなど小物にしても自分なりのセンスで飾るのが本当に好きだし、目に入ってくる物のハーモニーというか、感覚がとても暮らす上で重要なので、そして、使わない物、必要のない物は極力置かない主義だから(洋服も含め、物も出来るだけ増やさないようにしてます)そうします。
自分の心地良さの為に



でもこれって失礼でもなんでもなく、掃除もしかり自分が調和して心地良く振動する、存在する為に大切で至極自然なことだと思っています。
フランスに住んでいいなぁと思うのは、個人の趣味、テイストなどを尊重し合えるところ。
例えば、この前も日本からお茶を買ってきてと頼まれたからお世話になってる叔母なのでプレゼントしたら、一度開けて飲んでみて好きじゃなかったから、と私に返してくれた事がありました。
そこで私は逆に正直に言ってくれる、言える環境で本当に良かったと思ったのですが、叔母は飲まないで捨てる事になるより、私が飲んだ方がいいと返してくれたのです



こういう事が自然に言える、できる。
それは失礼な事でもなんでもなく、捨てる事なくそれが好きな人に飲んで貰うのが1番だから。
結婚するカップルへのプレゼントも、こちらはカップルが欲しい物リストを作り、希望するお店やデパートでプレゼントしたい人が行きそのリストに載っている本当に彼らが欲しい物、喜ぶ物を買います。 予算が足りない場合は、商品を選びそれに出せるだけ出して、また違う人がその残りを出したり、最終的に足りない場合は、カップル本人達が出して買えたり。
と本当に合理的だし無駄がなく、みんなが幸せになれるシステム

私は何にも執着する事が殆どなくなったのでいわゆる 断捨離 というのも全く問題なく捨てられる、手放させるのだけど、フランスの家族を見習って捨てるだけではなく出来るだけあげたり、リサイクルや再利用できるようにと心がけているつもりでいます

と、話が長くなりましたが
私が掃除をしてる間、レアが玄関に新たに迎えた落書きや、使い倒された本当にお疲れ様なテーブルを飾ってくれたのだけどとっても素敵
私もよくする飾り方で親子だなぁ
Homedeco by my daughter
This old table I bought at brocante à Paris has been with me since 1999?
It’s been my daughter’s table in her room since we moved into this appartement 10yrs ago or so but now since she doesn’t wanna keep it anymore so I found a perfect place for him
thank you my old friend you’re not just yet ready for retirement!
ハワイでレアが選んだティキさん
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