昨日の記事の続きです

2泊のとても幸せな京都ステイを終え、4日の朝早めに関空へ。
いつものスタバへいつものラベンダーアールグレイソイラテを買いに行くと、いつものお姉さんがレジじゃないのに新年の挨拶にわざわざ来てくれました

関空2階のスタバの方は本当にみなさん素晴らしい心地よいサービスをしてくださいます。
だからスタバに関して残念な記事をみたりしたけれど、人がいいのでやっぱりこちらに行こう
って思うのです


It takes people.
初めての就職先、オリエンタルランドでの研修で習ったディズニーフィロソフィー。
職場は変わってもずっと心に刻まれている言葉。
その意味は、どんなツールや環境があっても違いを起こすのは人である。
こんな感じかな。
例えば、うちの会社でもよくブリーフィングでも聞きますが世界に沢山エアラインはあり、箱はだいたい同じようなもの。(まぁそれでも設備や食事ではかなわない会社もありますが>_<)
その中で違いを出せるのは私達乗務員だと。
ハード面は変えられなくても、ソフト面すなわち実際に働く、お客様と接する私達が違いをうみだすことができる。
まさにそれをこの関空のスタバに感じるのでした





そして店員さんの微笑みや挨拶が私を幸せにしてくれて、私はそんな幸せな状態でフライト乗務し、お客様にまた気持ちよく楽しく接する。
幸せの循環





そうしてこの日も喜びに満ち溢れた状態でフライト。
行きと同様、途中はコックピットのお世話を。
仕事の合間にまた白薔薇を作りトイレに

機長達に食事を出す時に、トレーからいらないと言われたものを取り除くとスペースができたら、そうだ
薔薇をのせたら素敵かも
と閃きました



で空いてるところにのせて持って行ったら、なんて素敵な心遣い
こんな風にサービスして貰ったことないよ
と物凄く喜んでくれたのです



その食事のトレーは写真に撮るのを忘れていましたがデザートを持って行くときにあんなに喜んでくれたのが嬉しくてまたアイデアが浮かんでお皿の下に折る回数を減らして大きめに作った花を敷きケーキをのせたお皿を置いて出したらまたまた感動されて

時間がもっとあったら綺麗にもっとできる事はあったんだけど、ささっとやったのでこれ位(≧∇≦)
で、感激してくれた機長は記念にといって花の写真を撮ってくれました

う、嬉しい





機長はそして私に君は人生をpassionを持って生きてるんだね



と言ってまるで目の中にキラキラとした星が輝くような驚きの眼差しで聞いてきました。
私は、もちろん
と答えこうやって喜んで貰えるのが本当に嬉しいし、何よりちょっとしたタッチで心地よいもの、状態に変えられる。私は自分が見て美しい、心地よい状態が好きだから自分の為にやっているようなものなの


と応えたらまたまた感激されてしまいました

でもそれって私にとっては自然なこと。
だからって我が家には塵ひとつなく完璧に整理整頓されている状態では全くありませんが
日々の生活、ルーティンの中にほんのちょっとでも、小さな事でも手を加えたり見方を変えるだけで魔法が起こるのです


そうそう昨日の記事に書いた男性クルー君、新たにお皿に花をしいて、空になったお皿に先に作ってあったサイズの違う蓮の花二つを重ねて一つの花にしたものをのせて飾っているのを見て、あー
また違うバージョンのやつじゃないか


作るって言ってくれなきゃ
ってえらく情熱的に言ってくれて思わず笑ってしまいましたが何だか本当に嬉しかった




チーフパーサーとかに花だけじゃなくて彼らの要望に応えたサービスをする為に何度も行き来するのをみて(お客様じゃないのに)そんなに面倒くさいこと断わっていいのよ
とか言われましたが(笑)嫌々働いてるのではなく本当に楽しんでやっているから全く苦にならないので、できる時にはやっぱりやってあげたい。

そして楽しくフライトを終えたら機長がしきりに私のことを他のクルーにベタ褒めしてくれて僕がもっと若かったら
とかまで言う彼にそんな機長の元で働けて本当に良かった
と思うのでした。


仕事だけどそこにハートをきちんとおいて、仕事の有り難さや、人生の素晴らしさを感じ共振して感謝しながら楽しみながらやることに集中すると仕事が本当に楽しくなります

すると自分が体験するリアリティがスムースに流れていく



同じフライトをするクルーでも、人によっては全く違う体験をしていたり。
それこそ自分の現実は自分がつくっている事に他なりません





私は毎回フライトに出るのがだからとても楽しいです

感謝

また今回の京都でのステイも書けたらいいなと思います

書きたいことが溜まりに溜まりすぎ

それでは最後にディズニーフィロソフィーの大好きな教えと共に

It takes people to make the dream a reality
夢を現実のものとするのは人
~誰しも世界でもっとも素晴らしい場所を夢見てデザインし建設することはできる。
しかしその夢を現実のものとするのは人に委ねられている。(夢を創るのは、箱モノではなく人自身)
箱モノはあくまでも夢を創るための道具でしかない。
結局、人の夢は人自身にしか創りだせない。~
Walt Disney