試し卸し叩き2、ありがとうございました。
存分に試し、卸し、叩かせて頂きました。
この催しをやるにあたって過ごしていた日々の中で、
ネタというものについて、色んな観点から、
設定とかではなく、広義的に、在り方みたいなものを、
考えることがとても多かったのですがら
ちょっと、少し考え過ぎていたみたいかなあ、と思いました。
中に入り過ぎず、常に、
あらゆる観る人の感情を柔軟にイメージしながら、
凝り固まりすぎずにやっていく必要があります。
提示することと、気に入ってもらうことは、
また別なので、提示の段階では、
はなから不要な配慮によって、それらしく振る舞うことはやめよう、と、なんとなく、思いました。
今回のこれがなかったら、くだらない安全圏のものを引き続きやることになっていたかもしれず、
安全圏だと思っているエリアこそが、
自分の首を締めにかかることはよくあることです。
とてもくだらないオチを迎えてしまうところでした。
準備している最中は思わなかったですが、終えてから思ったのは、
ネタを作る段階で、不必要な部分で低姿勢だったかもしれないということで、
もっとまっすぐ、しかし柔軟に、
色々なものを作っていくことができればいいです。
品物が良いと思ったら、買い手がつくかどうかは二の次として、とにかくショーウィンドウに並べてみる、
これはもうね、気合いとか、心意気だと思いました。
もっと徹底して、それをやっていきたいです。
初めてお越しくださったお客さんたちには、
少し不親切やったかもしれず、
試し卸し叩きはネタをやる事が要なので、
ライブ自体の工夫とかそういうものには無頓着な側面があって、
でもそこらへんも次回やるならば丁寧に考えてみようと思います。
会場もなんか最初むっちゃ暑かったし、
私は本当に適温しか許せないので、ヒーッ!てなりましたし、皆さんも同じくらいヒーッ!にさせてしまったかもしれません。すんません。
幕間で使用していた音楽について知りたがってくれる方が多いので、また時間があるときにまとめることができればと思っていますが、
でも、こう言っておいて、全然、一向にまとめない、というのは、私のよくある姿です。
ライブとして拙い部分もあったかもしれませんが、
終始あたたかく、そしてしっかりと見てくださって、本当に有難うございました。
色んな場面で、ずっと応援していてくださる方々を、
いっぺんに舞台から見れることも、いつもとても有難く感じています。
遠方からはるばるいらしてくださった方もいるし、
お忙しい合間を縫っていらしてくださった方、
ていうか日曜の昼にヒコロヒーの試しに付き合ってくれるという根性が、
本当にありがたく、とても嬉しく、意味のわからないことで、意味のわからないことを、きっと、奇跡と呼びます。
いつもうまく伝えられている気がしなくて情けないのですが、
本当にありがとうございます、と、本当に、思っています。
今年は、本当に、良かったねと言わせますので。
そのための夏、そのための秋にします。
もっと、もっともっと、もっと、頑張ることができそうです。
ゲストのオダウエダ、河邑ミクもありがとう。
私が呼んだ後輩たち、おもしろかったでしょう。
彼女たちはネタはもちろん、人柄も素晴らしいです。
ライブそのものをとても和ませてくれ、盛り上げてくれました。
もともと好きやったとは思いますが、
今回のこれが、皆さんにとって、彼女たちのことをもっと好きになる機会となったのなら、それもまた、とても嬉しいことです。
なんかおこがましいけど。
また秋にお会いできればいいです。
ありがとうございました。

