今月もお越し頂いた皆さん、ありがとうございました。

 


 

603号室とは、

同居人の女たちによるトークライブです。

私たちの家(603号室)にみんなが来てくれて、

リビングでお茶でもしているような雰囲気を目指しています。

 

テーマとしては「恋に仕事に全力投球な女性たちと、

恋に仕事に全力投球な『女性じゃない人たち』にも楽しんでもらえる、

珠玉のチックフリックライブ」を掲げています。


つまり私たちの事はアンハサウェイとかレニーゼルウィガーとかだと思ってください。

余裕で思ってください。絶対に思ってください。よそで言ってください。

 

 

タイトルも毎回、チックフリックものからモジっています。


今回は1部「食べて、祈って、ラインして」

2部「500000日のサマー」でした。


 

男性はあまり元ネタを知らない事も多いみたいで、

こないだライブでつるちゃんと一緒に告知をした後、

男性芸人さんが、

 

「あれ面白いね!でもさ、あれ映画のモジりのやつ、もっと有名な映画の方がいいんじゃない?」

 

と、

ニコニコしながら私とつるちゃんに言ってくれたのですが、

そのさいに私は返す刀で

 

「え、有名ですよ」

 

と言い、

つるちゃんは

 

「あなたが知らんだけの事を、有名じゃないとせんといてもらえますか?」

 

と言っていました。

なぜ私たちはいちいち返しが逞しすぎるのか、一度真剣に考えなければなりません。

 

しかしこれはもう出来上がっているので、仕方のない事です。諦めてもらいたいです。

私たちの方が諦めているのですから。やかましわ。

 

 

 



 

さて、

どんなライブかを少し知って欲しいので、今月のライブをレポートします。

私としても自分でレポートするのはお初です。

(昔、ふみコミュとかで「お初〜^^」っていうのありましたね)

 

 

1部では、私が仕事のため出演できず(生意気な響き)、

鶴ちゃんとAマッソ村上が二人でトークしてくれていました。



恵比寿hanareの劇場もいいでしょ。

 

本来なら3人で、いろんな話したかったのにね、と、

打ち上げで話してたら、村上が「うちまた出たいから日程教えて」って真顔で言っていたので、

また3人の回もスケジュール次第って感じで最高です。

村上が真顔なんてこと、あまりないですから。

真顔の村上の顔、皆さんは知っていますか?思い出せますか?

私は、ひとつも思い出せません。謝りません。

 

 

 


 

2部で私が到着、まず最初15分くらいつるちゃんと2人で前回の続きの話。




 衣装はつるちゃんが私のものを選び、

私がつるちゃんのものを選んでいます。


つるちゃんが私の選んだワンピース全然気に入らんかったらしい。チッ!



つるちゃんが例の男性に頭ぽんぽんされた、という話を聞いて、

聞いた私が身の毛がよだってしまい「ヒイィィィーーーッ!!!!」と言いながら

寒い時のポーズ(両手で我がの肩を抱きしめるやつ)をしてたら、

客席の女性たちも同じように、寒い時のポーズ(両手で我がの肩を抱きしめるやつ)をしていたので、

それがおもろくて笑らけました。客席の女性たち同じポーズしてるって何やねん。笑

 

頭ぽんぽんのやつ、あれは結構女性からしたら賛否分かれる諸刃の剣てきなカードやのに、

男性は女性全員が好きや思いすぎてる、みたいな話もしてたのですが、

そしたらまた客席の女性たちが一斉に深く頷いていたので、

もしかしてこれはフェミニズムセミナーなのかもしれない????と思いました。

 


 

まあそんなこんなあって、2部のゲストは

クリエイティブエージェンシーのThis is パン吉田ゆいさんがきてくれました。


 

想像の5000000倍優しくて驚きました。


ライブでも話しましたが、本当にめちゃくちゃ怖い、のっぴきならない女性のイメイジで、

さらに初対面の時のあれが忘れられなさすぎたので今回呼ばせて頂いたのですが、

ずっと面白くて、会話のテンポが気持ち良くて、とにかくアネゴで、

1言ったら1000理解してくれて、さらに1001を提示してくれるような女性でした。

 

そして2部で私たちはこの世の全てのマッチングアプリに登録することになりました。

終わってから、よく考えたらヤバい事になってしまったという思いしかありません。


今の所、私もつるちゃんもその話をしないようにリビングなどで会話に気をつけています。

すごく緊張感のあるリビングとなっています。

 

来月までにちゃんと色々できるのでしょうか。

 





打ち上げはhanareの1階にあるpropellerで。



手伝ってくれた5歳みたいな中川健太郎と、7歳みたいな村上。






手伝ってくれた60歳みたいな中川健太郎と、
劇場のこと色々してくださった大きなたなしゅうさんと、
刑務所時代の囚人服を私服として採用している鶴原。





ご自身より二期先輩のたなしゅうさんのことを
「おい!たなしゅう!」とずっと言っていたゆいさん。

私の知っているクリエイティブエージェンシーはそこにはありませんでした。






propellerのお料理、本当に全てがどれもこれも美味しくて最高でした。
恵比寿の超立地なのにリーズナブルな価格でこんなに美味しいもの味わえるなんて、私は前世でナイチンゲールやらしてもろてたということに決まりました。

それに加えて空間がイケている。
空間がイケているところに居なければ、イケている顔つきにならないという思想をお持ちの方は、
絶対にいってみてほしいほどイケてます。



 

村上、ゆいさん、本当に忙しい中ありがとうございました。


手伝ってくれた中川健太郎と、ライブのことをべた褒めしてくれた大きなたなしゅうさんもめちゃくちゃにありがとうございました。





なぜこんなに素晴らしいひとたちだったのか?と帰り道、つるちゃんと話していて、

私たちが選んだ人なのだから最高に決まっている、という、

いちいちたくましい感想とあいなりました。

 

私らはセリーナとブレアなんか????

 

 

 



 

私は「女性」かつ「芸人」にしか出来ない事がめちゃくちゃあるのではないかと考えていて、

それがこのライブでは多面的にかなりうまいこと成立していることが、かなり嬉しいです。

 

男性社会のほうにはない面白い事がたくさんあるので、

「女性」だからこそ経験できる、してきた、色々なことを、

「芸人」として喋り倒し散らかしたろやんけ、みたいな事です。

 

だから私は、お越しくださる皆さん、男女比が5:5な事もめちゃくちゃ嬉しいです。

 

別に性別でどうこうって話でもないのですが、

私が女やから同性のお客さんが来てくれるのは常にめちゃくちゃ嬉しいし、

普段ネタライブに来て、地下の武骨なネタで笑ってる男性のお客さんたちが来てくれてるのも気持ち良くて、

ここでしか見れない客席感があって、とても良い感じです。

 

 

来月の日程、早めに出しますので、また是非とも603来てください。

毎回、前回のあらすじして行くので、初めての方にも優しくします!私たちは優しいんです。

逞しさに気を取られがちですが、私たちは優しいんです。

ほぼ天使です。よろしくお願いします。