爆笑オンエアバトル20年SP放送にて、
第2部の新世代ネタバトル10組に選んで頂き、ネタやらせて頂きました。

このセットでネタやれてあのボールのやつやれて、幼い頃から観ていた番組だったので染みるものがありまくりました!




これ出演が決まるまでのオーディションがめちゃくちゃ熾烈というやつで、
私としてはもちろん受かるつもりで臨みましたが、これは落ちても仕方ないかなあ、と、どこかで思っていて、

テレビで活躍してるような大猛者たちが同じ日のオーディションリストに名前載ってたりして、
もう名前みただけで、ああこの人々は受かるんやろうなあ、と勝手にどんどん思い込んで勝手に少し諦めモードに入ったりするほど、

でも私も絶対に掴みとりたいオーディションで、絶対に掴みたくて、諦めたくなくて、
でももちろんみんなもその気持ちは一緒で、
とにかくめちゃくちゃ競争率が高いのはみんな分かってたから、みんな死ぬほど仕上げていました。


だからまず、このオーディション突破できたこと、この場に立てた事がひとつとても嬉しかったんです。



出演が決まった事は、マネージャーよりも早く、ファイヤーサンダーの崎山が連絡をくれたのですが、
崎山もずっと絶対出たい絶対出たいて言っていたので相まってめっちゃ嬉しくて、
その時ばかりは「ヨッシャ、15分だけ調子に乗ろう」と思い、ブリジットジョーンズも驚きの装いでベッドの上の飛び跳ねを披露しました。
もちろんマットレスは完全にいかれ、同居人のマットレスを使わせてもらっていたので普通に怒られました。





そして本番で、偉大な先輩方100名にネタ見て頂けた事も、めちゃくちゃ嬉しかったです。

私は多分、ほかの若手の出演者の皆さんに比べたら知名度も抜群に低くて、私のこと知らない先輩方ばかりだったと思うので、
だからこそ、見て頂ける、知って頂ける、という事も、とても嬉しかったです。


それに何より、あったく見て頂いてめちゃくちゃ気持ちよくネタをさせて頂けた事、
あの破裂するみたいな笑い声が跳ね返ってきた瞬間、よだれ出そうなほど気持ち良くて、
人生でこんな瞬間はあと何回味わえるんや?!?とパニックになりました。


むちゃくちゃおもしろい強敵揃いの中で戦えたこともとても楽しかったし、
本当に、とても、めちゃくちゃ勉強になりました。
私たぶんここから、もっともっとおもしろいネタできるようになると感じるほど、
それくらい、本当に、たくさん勉強させて頂きました。






もちろんオンエアは勝ち取らなきゃいけなかったし、勝ち取りたかったです。本当に。
めちゃくちゃ自信もあったし、これでテレビ出たいと思っていたネタでした。

この日のために更にネタを叩いてかけての繰り返しの中で学んだ事が山ほどあったからそれだけでも十分とも思うけど、
勝負は時の運だから仕方ないともわかってるけど、
でもやっぱりめっちゃ悔しかった!もう!でもしゃあないみんなおもろすぎ!猛者揃い世代すぎ!


私は私でまた準備期間が増えたと思って、パワー貯めこさえて、自分のやるべき事にまた爆裂に邁進していこうと改めて思いました。

地道に、ひとつずつ、少しずつですが、でもバチコン結果まで、あとちょっと、もうすぐなはずなので、バチコン結果に向かって、まためちゃくちゃ頑張れそうです。



収録後、たくさんの先輩方がたくさんお声をかけてくださって、スタッフさんたちがたくさん色々と言ってくださって、なんちゅうええ世界やねん?としっとり思ったりしていました。


中でも、収録後にお世話になっていた作家さんが嬉しげに近づいてきて、
「めっちゃおもしろかった!『ほらな!ほらな!』って気持ちやったわ!」て言ってくださって、まずちょっと泣きそうになってもうて、

その後、めちゃくちゃ苦虫を潰したみたいな顔で近付いてきた別の作家さんが「ヒコロヒー、惜しかったな…惜しすぎだよ…」と言ってくださって、
私以上に悔しがってくれている様子になんだか照れてしまって申し訳なくて、
「いやでも勉強なったから良かったです!」と言うと
「もう勉強はいいよ、勉強はしなくていい!もうヒコロヒーは結果だしていいんだから!」と言われて、
またちょっと泣きそうになりました。


あとからスタッフさんが「音声さんが裏でずっと声ださないようにこらえてたよ、あんなの初めて見たよ」と教えてくれて、なにそれ!?かわいい!?!!?
音声さん付き合ってくれる?!?!?と思いましたが、音声さんは立派に家族をお持ちとのことでした。立派やなあ。


それくらい、スタッフさんも皆さんがお笑いに熱くて、若手の将来のことも熱く考えてくださっていて、
ああこの人たちにいつか、良かったね、って言ってもらえるように絶対に絶対に頑張ろう、と思いました。



こんな世界、いつまでいれるのか分かりませんが、
いれるうちは、やっぱりどんだけしんどくても、必死でネタに向き合っていこうと、改めて強く思いました。

今の時代、愚直にネタをやりまくるなんて合理的じゃないのかもしれないし、もっと効率よく世に出る方法もあるのかもしれないけど、
でもやっぱり、ハマった時のあの瞬間は、他のどんな瞬間にも代えがたい喜びがあります。
それはネタを頑張ってきた自分が味わわせてくれた経験なので、もっともっと、良い経験をさせたるために、今どちゃみそに頑張ろうとも思いました。





軽い気持ちで読み始めてしまった方、
予想より100000000万倍の熱量でさぞ驚いた事でしょう。これこそが、かの有名なサプライズです。

ヨッシャほんだらこいつのネタどんなもんか見たろやないけと思ったら是非一度ライブなどでもお待ちしております。
YouTubeにも資料用程度にネタも載っていると思うので、とにかく少しでも私のこと知ってもらいたいです。
おもしろくてもお気に召さなくてもいいんです。知ってほしいです。





こっからまじでめちゃくちゃもっともっとおもろなって、さらに死ぬほど頑張るんやと思わせて頂きました。
何から何までひとつ残らず、最高の機会を与えて頂きました。
これをむだにした時が終わりということくらいは知っています。
はいフルスロットル!!めちゃくちゃ頑張ります!!!四月のライブお越しください!