不思議な事に
死んだ旦那さんを乗り越えたはずの
彼だったのに
彼が死んで時間が経って
最近は
死んだ彼を死んだ旦那さん
が乗り越えてきて
でも
どっちももう存在してないんだけど(笑)
旦那とはよくカラオケに行ったんだ
その時に旦那が好んで歌ってた曲が
今、妙に懐かしくて
聞いてる
ギターが上手で
ブルーのアコースティックギターで
アルペジオで
家で弾き語りもよくしてた
そんな姿
好きだった
十八番は『22才の別れ』と『ぷかぷか』
なんとなくだけど
彼を乗り越えた旦那さんを
もう彼は越えられないと
思う
確かに
これまで綴ってきたように
彼を亡くした苦しみ、悲しみは
私を鬱にまで追い込んで
思い出すだけでも
心に深く刀が突き刺さるような
痛みを今でも感じる
とても愛しかったし
守りたかった
でも、色んな意味で
彼との思い出の裏には
いつも絶望や不信がはびこっていて
それは消えないんだ
そして、また私は苦しんだり
自責の念にかられたりで
彼を遠退けてしまう
でも、旦那さんは
仕事もせず、借金大魔王で
私と子供達を苦しめたけど
今は思い出しても
苦しくもなんともない
楽しかった思い出に
貼り付いているのは
楽しさだけ
重ねた年月の差なのか
『結婚』という事実関係が
あったからなのか
人間性の違いなのかな
スガシカオの『ユビキリ』
いっつも同じとこで外すの
聞いてると
微笑みがわく
懐かしくて恋しい
後からわかる
あの頃の幸せ
そんなこと思ってる
今も幸せなんだろうな