幼い頃住んでた平屋の家は借家だった。
小学六年生の時、父が家を建て
引っ越した。
それから10年もせず
成人して私は家を出た。
ワンルームで一人暮らし
5年後
主人と結婚して引っ越し
2Kで二人暮らし
子供が生まれ
四人家族になり
3LDKの広いマンションに
引っ越し
主人を亡くし
2階建ての3DKの借家に
引っ越し
息子が自立し
娘と今の2Kに
引っ越し
ここで彼を引き取り
最期まで看た
やがて娘が自立し
一人暮らしで2年
更新を契機に
息子が私と同居するというので
もう少し間取りのいい所に
引っ越すことになった。
人生で7度目の引っ越しだ
主人を亡くして
否応なく引っ越した時
あのときの切なさは忘れない
あのときのあの辛さは
そしてあのときの私の強さも
忘れていない
業者との引っ越しを終えて
最後の掃除に行って
掃除機を自転車に
くくりつけて
新居の借家まで走った
満月が綺麗な夜だった
辛い辛い夜だった。
旦那の馬鹿!と
心で叫びながら月を見て
自転車をこいだ
あの夜
彼の死より辛かったなぁ
さてさて
今回の引っ越し
初の息子との二人暮らし
どうなることやら
何が起きるやら
何年一緒にくらせるのやら
笑