心の変化 | 瑠璃も玻璃も磨けば ヒカル☆

瑠璃も玻璃も磨けば ヒカル☆

こんな日もあった
あんな日もあった
主人を膵臓ガンで亡くし
彼を胃ガンで亡くし…と、2度の死別を経験
グリーフケアの中、時間に取り残されながら
死ぬまで生きる自分の孤独を書き連ねていきます

時間の経過を 只々望んでいた

『喪の仕事』というメンタルの

流れを知った時から

40代、この10年で

主人を亡くし

彼を亡くし


貴女の状況からしたら

3年ぐらい泣いていてもいいと

医者に言われた時から

時間が経つことだけを待っていた


職を離れ

1日24時間が

全てプライベートタイムとなったことで

喪失の継続となり

それを踏まえた日常という時間を

感じるようになった


戻ってはこない日々

戻ってはこない命

そして

生きて1秒1秒を確かに重ねている自分


この1月半のたくさんの癒し

熊本

実家

友達

家族


最後を一緒に過ごしたこの部屋も

ようやく

彼の生々しさが薄らぎ

新しい日々、新しい初夏が来る気配がする


過去という言葉は

少し冷たい気がするけれども


悲しみや、寂しさ

恨みも、恋しさも

そうだね

優しい思い出になって

心の中に溶け込んでいく



主人も彼も

確かに存在していた

色んな時間を私の中に遺した


死んでしまえば

怒りや苦しみや涙も辛抱も

楽しいものに変わるなんてことは

物語か小説の中の

偽善の振る舞いだと思っていたけれど


何だかそんな風に思えてきたんだ


死の尊さなのだろうか


生きる為の本能なのだろうか



何一つ捨てたり諦めたりしてないけど

全てが優しい固まりに変わる


時の魔法


生きる者の強さは

優しさ


ありきたりだと思っていた

幾代の頃からの教えを

真に思う