記念日と思い出の確認とくまモン | 瑠璃も玻璃も磨けば ヒカル☆

瑠璃も玻璃も磨けば ヒカル☆

こんな日もあった
あんな日もあった
主人を膵臓ガンで亡くし
彼を胃ガンで亡くし…と、2度の死別を経験
グリーフケアの中、時間に取り残されながら
死ぬまで生きる自分の孤独を書き連ねていきます

私と亡き旦那には結婚記念日があった

私と彼との間には当然それはなく

初めて二人で会った12月8日を付き合いだした日として記念日にしていた

どう過ごそうか考えて

最後の一緒の年越しだった2011年に宿泊したホテルに予約を入れた

12年と13年は彼は入院中で
余儀なく一緒には過ごせなかったから

仕事を終えてホテルに向かいチェックインして窓の外を眺めた

部屋はあの日とは違うけど

外の風景にははっきりと見覚えがあった

一緒にいた時間がそこにあった

心は穏やかで
泣きもせず、ただただ思い出の中に身を置いて時を過ごし眠りに就いた

満足だった

毎年来ようとは思ってはいない

今年は途中までだけど
まだ彼が生きていた年だから
特別さ

本当に心穏やかな夜だった
まる5年、6度目の12月8日
ここで過ごして良かったと思えた

元日のホテルの朝食はおせちだったね
1品1品に一言添えて食べてた

この日は元日じゃないから
1人普通に朝食をとり
チェックアウトして

あの年の大晦日に
二人で歩いた場所をたどった

ここでこんなこと話した
ここでこのイルミネーションを見た
ランチを食べた
この説明をしてくれた
プリクラを撮った

あの道を歩いた
あの場所に行った

彼が生きていた


こんな事も喪の仕事なのかな

時間は進んでいるんだな

そして今日のもうひとつの目的の

くまモンクルージングに参加した


熊本が自慢で大好きだった彼

私にくまモンを教えてくれた
色んなグッズを一緒に集めた

1人参加のクルージング
くまモンとツーショットを撮って
船での楽しい時間を過ごし
イベント終了
降船の時、くまモンが1人1人をお見送りしてくれた

みんな握手したり写真撮ったり

私は胸に彼の遺骨が入ったロケットペンダントをしていた

順番が来て、くまモンが手を差し出してくれた時

くまモン、ここにね
熊本で生まれて育ったダーリンが入ってるの
ぎゅってしてあげてっていったら
くまモンがペンダントをぎゅって握ってくれて
うるうるしてる私を抱きしめて
頭をポンポンてしてくれた

もう、涙が止まらなくて

ペンダント握りながら
良かったね
良かったねって
泣きながら帰った

私にとってくまモンはおっきな存在

涙を流すといっぽ前進できる


年を越したら
来年は一日も生きていない彼

今年はしあわせに過ごせたかな