□ 2012年の外国人による対韓直接投資(Foreign Direct Investment)は2011年(136.7億ドル)に比べ、18.9%増加した、162.6億ドルとなり史上最高額となった。
□ 特徴としては、①先進国よりも新興国による投資の増加、②製造業よりもサービス業(ビジネスサービス・金融・保険分野など)への投資の増加、③M&A型投資の増加、④既存投資の拡充形態よりも新規投資形態の増加が目立っている。

(2)投資増加の要因
□ アメリカ及びEUとのFTAの発効や国家信用格付けの上昇、ウォン貨安定によって韓国の投資環境に対する外国人投資家の信頼度が向上した。2012年8月~9月期間中に、S&P、ムーディーズ、フィッチなどの3大信用評価会社が韓国の国家信用格付けをA+、Aa3、AA-に1段階ずつ上方修正した。
□ 円高などによる日本企業の海外進出拡大の動きによって対韓投資が大幅に拡大・増加し(98.4%UP)、中華圏(106.6%UP)の観光・レジャー分野の投資も大幅に増加した。
□ 韓国政府はFTA効果の戦略的活用、国家別に合わせた投資誘致や投資環境の改善、支援努力の強化を進めた。例えば、日本向けには、賃貸型の立地の供給を拡大し、中国向けには観光・レジャー分野の投資を誘致し、アメリカ向けにはFTAを利用した東北アジアに拠点を置いた知識サービス分野への投資誘致を拡大した。海外投資誘致活動も2011年12件から2012は17件に42%増加した。
(3)主要国別の対韓直接投資動向
① 日本
2011年(2,289百万ドル)に比べ98.4%増加した4,541百万ドルを韓国に投資
<業種別>製造業(68.0%↑)・サービス業(142.9%↑)すべてにおいて大幅増加
<類型別>M&A型(427.3%↑)・グリーンフィールド型(52.5%↑)全てにおいて大幅増加
<主な投資事例>
住友化学/30百万ドル/高純度アルミナ
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